口に入れると、すうーっと溶けていく柔らかい生チョコ。
チョコをテンパリングしなくていいので、簡単で失敗しにくく、バレンタインデーに手作りするならおすすめのチョコレートスイーツ。
私も学生の頃は生チョコに頼っていたなぁ…(友チョコだったけど)
生チョコの作り方や板チョコを使う場合の分量、生クリームの代用や作った生チョコの賞味期限などをまとめてご紹介します!
生チョコの作り方とコツ、保存や賞味期限は?
生チョコは、溶かしたチョコレートと生クリームを混ぜて、冷やし固めて作ります。
チョコレートだけを溶かして冷やし固める場合、テンパリングという作業をしないと、ツヤや味に影響するので、ちょっと面倒なんですが、生チョコならそんな心配無用。
仕上げに、ココアパウダーをまぶせばごまかしもききます。(笑)
[su_note note_color="#fff4fd"]【生チョコの作り方】①生クリームを鍋に入れて中火にかけ、沸騰してきたら火からおろします。
②刻んだチョコを加え、完全に溶けるまでよく混ぜます。
③クッキングシートを敷いたバットなどに流し込み、冷蔵庫で2時間~半日冷やし固めます。
④バットから取り出し、一口大にカットして、ココアパウダーをまぶして完成! [/su_note]
上手につくるコツ
生クリームは乳脂肪分の高い、純生クリームを使うとコクがある美味しい生チョコになり、チョコが固まらなかったり分離する失敗もほとんどありません。
鍋に入れた生クリームのふちに細かい泡がふわーっと立ってきたら火からおろすタイミング。
ボウルに予め刻んだチョコ(板チョコを割入れてもOK)を用意しておいて、温めた生クリームを注いでもOK。
完全に溶けず、温度が下がってしまったようなら、ボウルを湯煎にかけます。(湯煎の温度は50℃前後)
バットから取り出し、包丁で切り分けたら、ココアパウダーを茶こしで敷いたバットに一つづつ戻し、上からもココアパウダーをふりかけます。
※包丁で生チョコを切り分ける際は、お湯を用意し、包丁の刃を温めて水分をしっかり拭ってから切ることで綺麗にきることができます。面倒ですが、1回切る毎に行います。
生チョコ同士がくっつくのを防ぐために、側面にもココアパウダーをつけましょう。
生チョコの保存と賞味期限は?
出来上がった生チョコは、冷蔵庫で保存します。
賞味期限はおよそ3~4日ですが、自宅で作った物なら、衛生上早めに食べきるようにしましょう。
早くても渡す前日に作るのがおすすめです。
生チョコを作るのに必要な板チョコの分量は?
生チョコを作る際の材料・分量ですが、基本的には製菓用チョコ・純生クリーム・バター・ココアパウダー・香りづけのリキュールを使用しますが、板チョコでも十分です。
板チョコを使用する場合、チョコレートに含まれ油分が製菓用チョコとは異なりますので、バターはなくてもOK。
板チョコと生クリームの割合は2:1。
板チョコ1枚(50g)を使うなら、生クリームは25g。
好みで生クリームは多少増やしてもOK。
バターを加える場合は、上記分量に無塩バターを5gほど。水あめや蜂蜜を使ってもコクがでます。
2cm角サイズ(厚さ1cm)ほどの生チョコを15個くらい作るなら、板チョコ3枚(150g)・生クリーム75ccくらい必要かな、と思います。(固めるバットの大きさなどで変わってきます)
生チョコを切り分ける際、端っこはいびつになりがちなので、試食用、自宅用と考えて、分量は多めに用意しておいたほうが安心です。
鍋やボウルに余ったチョコは、温めた牛乳を加えてホットミルクにすると無駄になりませんよ♪
ココアパウダーは砂糖類が入っていない純ココア(ピュアココア、ブラックココア)を使用しますが、粉糖を使うのも冬っぽくてアリかなと思います。
板チョコの種類はどれがいい?
板チョコにはミルクチョコやホワイトチョコ、ブラックチョコやスイートチョコなど種類がありますが、どれでも作ることはできます。
相手の好みに合わせてもいいし、種類の違うチョコをブレンドしてもOK。
メーカーは合わせた方が相性がいいかもしれませんね。
ちなみに私は苺チョコ派です。バレンタインの時期によく売られている、ハート型タルトに流し込んで生チョコタルトにしてました。(友チョコなのに。笑)
生チョコは、作る工程より、切る工程のほうが難しいので、生チョコタルトは楽ですよ~♪
生チョコを作る際に生クリームの代用はできる?
そんなに沢山作らない場合、200ccも生クリームいらないわ!
と、購入を躊躇してしまうことありますよね。
純生だと高いし…。
ホイップ、などの名称で売られている植物性油脂のクリームでも代用は可能です。
ただし、量は純生クリームより少し減らしたほうがいいでしょう。
同様に、牛乳で代用する場合は、生クリームと同量使うと、乳脂肪分が少なすぎてチョコが固まらない、分離する、味も美味しくないという結果に。
生クリームを使わない時点で、生チョコ(生クリームチョコレート)にはならないのですが、代用する場合は分量に注意が必要です。
↑牛乳であっさりめな生チョコレシピ。
他にも、豆乳や豆腐を使う、ヘルシー生チョコ風レシピもあります。
材料3つ!お豆腐で♡とろける生チョコ by __Sasha__
豆腐の味もするので、相手の好みによってはプレゼントには難しいかもしれませんが、カロリーと罪悪感を減らしてくれるヘルシースイーツですね!
おわりに
生チョコは、暖かい場所が苦手なので、バレンタインの時期だからこそプレゼントできる簡単チョコスイーツ。
未成年の方でなければ、香り付けにコアントローなどのリキュールを加えるのもおすすめです♪
ぜひ色んなアレンジに挑戦してみてくださいね^^
>>>チョコペンが固まる時間は?板チョコペンとアイシングペンも使ってみた!
>>>チョコペンの上手な使い方!湯煎の仕方と先が固まるのを防ぐ、細く書くには?
>>>チョコペンの代用と市販チョコでの作り方、アイシングとの違いは?
>>>板チョコの上手な溶かし方や簡単で早く溶ける方法&失敗しないコツ!