とある昼下がり。
アシスタントのひよこさんから「爪が割れた!なんかいい方法ない?!」とのヘルプ。
なんで爪って、横からメリって割れちゃうんだろうね?!
皮膚がくっついてるとこだと切るわけにもいかないし、でもそのままにしてたら引っ掛けたりするし。
そこで今回は、爪が割れたときに切らずに応急処置する方法をまとめてみました。
爪が割れた!家にあるもので応急処置できる?
割れた爪をそのままにしておくと、何かにひっかかって更に割れちゃったり、場所によっては出血しちゃうこともあるから、
とりあえずは家にあるもので応急処置しておきたいもの。
割れた爪を接着剤でくっつける
これはもうベタな方法。
アロンアルファでやっちゃってる人とか、結構いると思うし。
でも皮膚にダメージがあるときにやるのはNG!(沁みたりアレルギーになることもあるから)
あくまでも伸びた爪が割れてしまった時の応急処置になります。
もちろん、爪用のネイルグルーもあるけど、瞬間接着剤が家にあるなら代用可。(木工用ボンドはおすすめしない)
直接爪に垂らしちゃうと量の加減が難しいから、私の場合はまずアルミホイルと爪楊枝を用意。
アルミホイルに接着剤を垂らして、爪楊枝の先ですこしずつ割れた爪にちょんちょんつけていきます。
乾いたら、バッファー(爪表面用のやすり)で凸凹を軽く整えて、トップコートがあればその上からダブルコーティング。
上から塗ったトップコートは1日おきくらいに重ね塗りして、割れた部分が切れるほど伸びてくるまでオフしません。
割れた爪を絆創膏でくっつける
瞬間接着剤もネイルグルーも家にないし...っていう場合も普通にあると思うけど、
その時の応急処置で使えるのが絆創膏。
爪と皮膚がくっついてる部分が割れてしまった時や割れそうな時(接着剤を使うと皮膚に付いちゃう恐れがある時)には、絆創膏で対処します。
爪が割れただけで、皮膚に傷がないなら、絆創膏の接着面(テープの部分)だけを、割れてる部分を覆うくらいのサイズにカットして、爪の上から貼ります。
透明のテープっていったら、セロテープもあるけど、私なら断然絆創膏!粘着力もしっかりあるし。
で、上からトップコートを塗るか、ベースコート→マニキュア→トップコート。
絆創膏の代わりに、サージカルテープやマスキングテープでも代用可能。(いっそマステネイルにしちゃうとか)
この場合も、トップコートをこまめに塗り直して、爪が伸びるのを待ちます。
>>メンソレータム ヒビプロ 液体バンソウ膏(10g)【ヒビプロ】
割れた爪を切りたくない!補強用シルクテープ
ネイルしてたり、爪を伸ばしているときは、割れた爪を切りたくないってことも。
1本だけ短くなるの、恥ずかしい感じもするし。
割れた爪の上から、あるいは薄くなった爪などにネイルをしたい方に人気のアイテムがこれ↓
ガーゼのようなメッシュ状の特殊繊維が爪を補強してくれるっていう、ネイルサロンでも使われる方法の一つ。
普段からネイルしてる人は常備しておくと安心のセットです。
爪が割れたら切るべき?痛みや出血がある時は?
痛みや出血がある場合は?
出血があるなら流水で洗い流して、しっかりと水分を拭き取った上で消毒します。(ちゃんと乾燥させないと、菌が繁殖しちゃう)
病院へ行くほどじゃないなら、割れた部分に絆創膏を貼って固定。
絆創膏の粘着面が爪の割れてる部分に触れないように注意!(貼り替えるときに爪を引っ張っちゃうから)
割れた爪は切るべき?
割れた爪をそのまま放置しちゃうと、シャンプーの時に髪が引っ掛かったり、衣類の繊維とかもすぐ引っ掛かっちゃう。
爪先の白い部分が割れていたり、割れた部分が浮いてしまっているようなら、爪の負担を減らすためにも切ってしまうほうが無難です。
お湯で爪を温めて柔らかくしてから、爪切り刃の端を使って、少しずつ切り落としていきます。
痛くて爪切りで挟めないようなら、無理しないで、切れるとこまで。
間違っても手でちぎったり、爪が固いまま爪切りで一気にバチン!と切り落としたりするのはNGで。
爪のケガで病院へ行くなら何科?
子供の爪が剥がれたりすると、病院に連れて行ってあげたい…けど何科?
爪のみの異常(縦に割れたり、剥がれたり、割れて出血や傷みを伴う場合など)は皮膚科か形成外科を受診するのが一般的。
※都心部などでは、爪専門のクリニックもあります
爪が縦に割れるのは、爪甲縦裂症といって治療が必要なケースもあるので、専門医の判断を仰いでください。
爪が割れたときの対処方法まとめ
爪が割れたら、まずは割れが広がらないようにすること。
出血や炎症があるなら治るまで絆創膏や専用テープでガードします。
割れた爪が再度くっ付くことはないから、とりあえず保護して、伸びるのを待つしかないんだよね…。
爪が伸びる早さについては、こちらをどうぞ↓