クッキーやケーキ、手作りチョコなどに文字やイラストを描くことができるチョコペン。
バレンタインデーの時期、100均などでは特に種類も増えて、色とりどりのチョコペンが並びます。
でもいざ文字を書こうとしても、チョコペンが固かったり、先が詰まってしまったり、線が太くて文字が潰れてしまったり…。
チョコペンの使い方や上手に使うコツをまとめてご紹介します!
チョコペンの上手な使い方①湯煎する
速乾性のチョコペンは、常温でも触ると固いのがわかります。
そのため、使う前に湯煎にかけてチョコレートを柔らかくしないと、文字やイラストを書けません。
まずは、マグカップなどに40℃~50℃のお湯を入れて、ペン先を下にむけてチョコペンをいれます。
柔らかくなったら、全体をもみほぐします。
湯煎にかける際は、お湯の温度が高すぎると、チョコが分離してしまったり、容器が溶けることもあります。
温度計がない場合は、沸騰したお湯と常温の水を半分づつ混ぜると、大体50℃程度のお湯になるので、試してみてくださいね!
ソフトタイプのチョコペンはそのまま使えるのですが、少し固くなってしまっていることもあるので、触ってみて弾力を感じるようなら、同じようにお湯につけて柔らかくしてから使います。
速乾性とソフトタイプの違い
チョコペンには、速乾性のタイプとソフトタイプがあります。
プレゼント用にラッピングして持運んだりするなら、チョコが固まる速乾性のチョコペンを使います。
一方、ソフトタイプのチョコペンは、バースデーケーキや、お皿にメッセージを書く時、お菓子の接着にも便利。
そのため購入する際は、何にどうやって使うのかによって、チョコペンのタイプを選ぶ必要があります。
チョコペンの上手な使い方②先が固まる時
ふにゃふにゃに柔らかくしたチョコペンも、1つ文字を書いて次を用意する間にペン先が固まってしまうことがよくあります。
そのため作業中は、マグカップにお湯(40~50℃)を入れたままにしておいて、都度ペン先を上に向けた状態で入れておくと、常にチョコが柔らかい状態で文字が書きやすくなります。
ペン先の部分までお湯につけると、中に水分が入ってしまう可能性があるので、ペン先にチョコがたまらないように、爪楊枝を刺しておくのも一つの方法。
室温などによっては、文字を書いている途中から固くなってしまうということもあります。
書きながらも柔らかさをキープしたい場合は、蒸しタオル(タオルだと大きすぎるので、ハンドタオルや布巾など)でチョコペンを包んで使ってもいいですね。
タオルがお菓子につかないように注意してください!
クッキーやチョコに文字を書くのはいつ?
高温で溶けるチョコペンは、基本的に仕上げで使います。
手作りチョコの場合は、冷やして表面が乾いてから。
手作りクッキーの上の文字やイラストを描いたりするなら、焼きあがったクッキーを冷ましてから。
でないとチョコが溶けて文字や線が滲んでしまいます。
チョコペンの上手な使い方③細く書く
チョコペンで文字を上手に描くのって、ほんと難しいです。
線を真っ直ぐ引くのも、平行に引くのも意外と難しい…。
線が太くなると、文字が潰れてしまったり、点がくっついてしまったり。
チョコペンで上手に文字を書きたい場合は、ペンの切り口をきれいに細くカットするため、ペン先をまっすぐナイフや包丁でスパン!と切り落としましょう。
また、斜めに切ってしまうと、太い線になります。
ぶっつけ本番ではなく、クッキングシートなどに練習してみて、どれくらいの線や固さででてくるのか確認したり、点やまっすぐに線をひく練習をしてみましょう!
チョコペンの形って、どうも持ちにくいので、文字が書きづらくなりますよね。
それなら、コルネに詰め替えて使ってみるのも一つの方法。
チョコレートを溶かして入れても、チョコペンの容器を切って、中身を入れ替えて使ってもOK。
↓コルネの作り方動画
コルネを使うと、中身が見えるので、チョコが途中で途切れたりする失敗もしにくくなります。
コルネを使わずとも、チョコペンの容器をカットして、爪楊枝につけて文字を書く方法も手軽でおすすめです。
難しい絵柄やトッピングに挑戦する場合は、クッキングシートに下絵を透かして、チョコペンで柄を描いて乾かしてから、貼り付ける上級テクもあります。
製菓材料などの通販をされている「coota」ではチョコペンの使い方をわかりやすい画像付きみる事ができます♪(これを見ると、かなりヤル気アップします。笑)
おわりに
チョコペンでデコレーションやメッセージを書いたスイーツは、世界でたった一つのオリジナル。
ちょっとしたサプライズや、イベント時にも役立ちます。
基本の使い方とタイプの違いを使い分けて、上手にチョコペンを使いこなしてみてくださいね^^