田舎育ちのくせに虫が苦手な私。
それなのに、ここ連続で転勤先の住まいが戸建て賃貸。
うじゃうじゃ虫がいるわけです。
今のところ、Gはまだ見ていませんが、蚊とコオロギとクモの侵入確率が高め。
嫌いだけど、怖いけど、殺虫剤を使わずに生け捕りにして家の外に逃がしたいの!
もちろん触るのもNGよ!
虫嫌いの私のすぐ隣に大きなクモが…
それは夕食を終え、夫の晩酌の残りをつまみ食いするために、
リビングの椅子に座っていた時の事。
突然夫が、
「動くな!そのままゆっくり椅子から離れろ!!」
(実際は「黙ってゆっくり椅子から離れて」でしたけど、盛りましたw)
普段の私なら、
「はぁー?理由を言いなさいよ?なんでもすぐ言う事聞くと思ったら大間違いなんだからね!」
と(頭の中で)文句の一つでも言うところですが、
夫の様子から、やばい感じが伝わってきたので、黙って言う通りに。
そして夫が指さす方向を見ると…
手の平サイズのアシダカグモが!!!
ちなみにこーいう距離感↓
ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
ここが浴室だったなら、常備している蜘蛛の巣ジェット(主に屋外で使用)に頼るとこですが、
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場所が場所なだけに、殺虫剤は使いたくない。(猫もいるし)
しかも虫嫌いの夫は、突っ立ったまま、孫の手を握りしめてる。
…チッ
使えない!(←心の声)
私だって怖いよー(涙)
でも、やんなきゃこのままにらみ合いが続くだけ。
逃がしたら眠れない夜が待ってる。
そこで私はキッチンから45Lの透明ゴミ袋を用意。
クモがいる下の位置にゴミ袋をセットして、
…ここからどうする?
なにかではたいてクモを上手にゴミ袋の中に落さなきゃならない。
クイックルハンディ?チラシを丸める?
私がためらった隙に、クモが隣の夫の部屋に逃げようと動き出し、
それだけは嫌だと思った夫が、孫の手でクモの行く手を阻み、そのまま下へパシン!
クモ、見事にゴミ袋の中へ。
急いで口を握って退路を閉ざし、家の外に走って遠くの草むらへポイ。
(もしかしたら、孫の手当たってしまったのかもだけど、恐怖で確認できず)
…なんで夫も虫が苦手なのよっ!
袋に確保した虫を逃がすのもすんごく怖いんだからね?
でもきっとこの家に住んでる間、また同じことは起きる。
寿命が縮まる前に、なんとか対策を練らなくっちゃ!
虫を殺さずに捕まえて外へ逃がす方法
殺虫剤を使ったほうが確実で早いのはわかっているけど、ペットがいるし、殺虫剤をスプレーした後の処理が嫌だし、
そもそも死んでる虫でも触れない。
害虫捕獲器「むしとりぴた郎」くん↓
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の購入も考えたけど、
虫の死骸をゴミ箱に捨てるのも、次のゴミ出しまでぞわぞわして無理!(でもナイスアイデアな商品だと思う)
触らず殺さずに、家の外へ逃がす方法でいくっきゃない。
透明カップやビニール袋で虫を捕獲
小さい蜘蛛も苦手なんだけど、にゃんこのため、にゃんこのため…と唱えながらなら、
なんとかビニール袋で捕まえて、外に出すことができます。
ただビニール袋だと、捕獲する際に虫の位置や動きがわかり難くて不便。
そこで活躍するのが、透明なカップやケース。
虫の上からカポっと被せて、下敷きやクリアファイルを差し込み確保。
そのまま外に持っていって逃がせば終了。
虫との距離を保ちたい場合は、空のペットボトル(途中でカットする)や透明な漏斗(じょうご)に、
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サランラップの芯などを取り付けて、トイレ詰まりに使うラバーカップの形状にDIYしてしまえば、
わずかに虫との距離を保ちつつ捕獲ができます。
(芯穴から虫が這い上がってこない対策が必要)
でも今回のような大きいアシダカグモだと、それすら怖い!
しかも大きなクモって大概、床じゃなくて壁とか天井にいるの!!!
虫と距離を保ちながら捕まえる道具
今回はなんとかクモ退治ができたけど、次は…?
夫:「虫取り網を買えばいいよ」
うーん。
それもありだけど、
今回クモがいた位置考えたら、虫取り網じゃ無理でしょ。
クモとかを捕まえる「虫キャッチャー」とかもあるよ!
ほんと?ありがとう!
虫用キャッチャーってこれの事かな?
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ふむふむ、ムカデやクモも触らず捕獲、殺虫剤で殺した虫も手を汚さずにゴミ箱へ…。
・・・買うわ!
虫虫ゲッターを購入!ほんとに虫が掴めるの?!
数日後。
我が家に待望の「虫虫ゲッター」が届きました!
これがプチプチだけで包まれて届いたので、宅配便の方にはバレバレです。笑
※画像ではわかりにくいかもしれませんが、パッケージの中に、練習用のダミーが入ってます。かなりリアルな蜘蛛なので、開封時は要注意です。
虫をキャッチする部分には、しっかりしたキャップが付いていて、保管する際も安心。
グリップを握ると、キャッチャーがパカーと開いて、虫捕獲体勢に入ります。
もう逃がしませんぜ、とでも言いたげな複数の爪が頼もしい。
グリップは大き目だけど、私の力でも握りやすく操作性はバッチリ。
(殺虫剤で弱らせた虫でも、ゴミ箱にポイは無理だわ…)
捕まえたまま、外に放り投げないといけないから、ここはやっぱりダミーで練習せねば!
※ダミーがなかなかリアルなので、一部モザイクかけてます。
グリップを握った状態(キャッチャーを開いた状態)で、虫を上から封じ込め、
グリップを離すと…
確保であります!
持ち上げてみても、しっかり爪がキャッチ!
横向きにしても大丈夫そう。
(でもこれはダミーだから暴れないのよね)
クモは意外と動き素早くないから、いけそうな気がする!
緊急時にはこれを素早く取りにくること。( ..)φメモメモ
ちなみに、小さすぎる虫や動きが俊敏な虫の確保は難しそう。
パッケージには、※殺虫剤等で弱らせた虫を手を汚さずに簡単に捕まえられます、という記載と、
虫の形状ならびに俊敏性によって捕まえられない場合があります、という使用上の注意書きがありました。
飛び回る蛾やカメムシ、動きが早いゴキブリなどは弱らせるのが先決なのかもです。
コオロギはいけるかなぁ…(←不安)
虫嫌いじゃなければよかったのに…
実家の母は大きなクモも全然平気。
「なにが怖いのよ」と言いながら、ほうきでパパッと玄関の外へ。
その度胸はどうして遺伝してくれなかったのか…
とにかく、蜘蛛については虫虫ゲッターでなんとかなりそう。
本音をいうと、ゲッター使っても怖いは怖いんですよ?
でもないよりはマシ。
逃げられるのが怖い!という方は、さっき紹介したむしとりぴた郎くんのほうが便利かも。
1人暮らしのお守りとしてもあるだけ安心はできるかもしれないですね(汗)