宮崎県の高千穂峡は一年を通して人気の観光スポットですが、秋の紅葉シーズンは、高千穂峡からほど近い国見ケ丘も雲海の見られるスポットとしておすすめ。
国見ケ丘で雲海が見られやすい時期、高千穂峡からのアクセスやおすすめ宿泊先などをご紹介します。
雲だめしご来光ツアーなるものもありますよ!
国見ケ丘で雲海が見られる時期
国見ケ丘で雲海が見られる時期は9月中旬~11月下旬。
【雲海が発生しやすい条件】
・湿度が高い(前日が雨など)
・昼と夜の気温の差が大きい
・晴天無風の冷え込んだ早朝
前日夜が晴天で星空がきれいにみえるような場合は、翌朝の雲海は難しいんだとか。
雨にしても、土砂降りなら翌朝晴れるか微妙ですし、高千穂峡のボートに乗れない可能性もでてきます。
雲海スポットといっても、ご来光と合わせて見事な雲海を見られるのは年に数回なんだそう。
運試し、というわけですね^^;
夏や夕方ではだめなの?
夏に雲海が発生することは「0」ではないんだそうですが、本当に稀なこと。
また、雲海は気温があがると消えてしまうので、夕方にみることはできません。
でも、国見ケ丘の展望台からは、高千穂盆地と周囲を囲む山々を望むことができます。
お釈迦様が横たわった姿にみえる「阿蘇の涅槃像」(阿蘇五岳)も見どころです。
長いするような観光スポットではありませんが、高千穂峡から近いので、立ち寄りポイントとしてもいいかもしれませんね。
国見ケ丘の雲海スポットへの行き方
国見ケ丘は高千穂中心部から、車でおよそ10分ほど。
宮崎市内からだと東九州自動車道を使って2時間強といったところ。
前日、雲海が発生しそうな条件の場合は、3時位に出発すればいいかもしれませんね。
駐車場は100台分あり、無料です。トイレ有り。
高千穂町の日の出時刻は?
雲海の発生条件はもちろんですが、日の出時刻も重要。
雲海シーズンの高千穂町のおおよその日の出時間はこちら。
10月→上旬6:10 中旬6:20 下旬6:30
11月→上旬6:30 中旬6:50 下旬7:00
詳しくチェックしたい場合は、日の出日の入り時間検索サイトがあります。
http://sunrise.maplogs.com/ja/miyazaki_prefecture_japan.6560.html
雲海を見に行く服装は?
11月の高千穂峡は天気の良い日の日中なら、薄手の長袖くらいでも過ごせますが、雲海が見られるのは冷え込んだ早朝。
冬の寒さですので、しっかり防寒していきましょう。
足元もサンダルなどではなく、スニーカーなどの運動靴がおすすめです。
国見ケ丘で雲海をみるなら宿泊先はどこがいい?
観光スポットとだけあって、宿泊先も充実している高千穂町。
夜神楽への送迎がついているところや、源泉かけ流し温泉なども。
雲だめしご来光ツアーとは
高千穂町では、町内の宿泊施設まで、タクシーまたはジャンボタクシーお迎えにきてくれる「雲だめしご来光ツアー」を開催中。
雲海を見られるかどうかは運次第ですが、悪天でなければご来光を拝むことができます。
お迎え時間の目安は以下のとおり。(雨天決行)
[su_note note_color="#fff4fe"]10月1日~10月10日 5:5010月11日~10月20日 6:00
10月21日~10月31日 6:10
11月1日~11月10日 6:10
11月11日~11月20日 6:20
11月21日~11月30日 6:40
[/su_note]
所要時間は約1時間で、中学生以上は2,100円/1名、小学生以下は1,500円/1名。
一人旅におすすめ。(2人以上なら、個人でタクシーを予約したほうが安いかも。)
募集型ツアーで、最小2名から。人数によっては乗り合いになる場合もあります。
また、岩戸地区のお宿は対応していません。
詳しくは高千穂町観光協会旅行センターまで。
TEL:0982-73-1800
おわりに
高千穂町は11月中旬~11月下旬が紅葉の見頃時期。
この時期の連休中は観光客もぐっと増えますので、時間には余裕をもって移動しましょう。
国見ケ丘で雲海を見に行ったあとは、あわせて高千穂峡観光を楽しんでみてくださいね。