きんかんはどうやって食べる?風邪や美容に良い栄養、甘露煮のコツは?

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お皿に盛ったきんかん

はちみつきんかんのど飴は有名ですが、金柑には他にも風邪の予防や美容によい栄養素が豊富に含まれています。

生のきんかんを手に入れたら、どうやって食べるのがいいのでしょうか?

きんかんの食べ方、自宅でも簡単に作れるきんかんの甘露煮のコツもあわせてご紹介します。
  

きんかんはどうやって食べる?皮は?

小さい頃は近所にきんかんの木があって、実がなると沢山もらっていました。

金柑は皮をむかずに、そのままかじりついて食べます。

なぜなら、果肉より実のほうが甘いんです。金柑って。

店頭で販売されている栄養豊富な環境で育てられて、皮は柔らかく、完熟さえた果肉もそれほど酸っぱくはありませんが、栄養豊富な皮ごと食べたほうが美味しくいただけます。

きんかんの旬、産地

きんかんは温室栽培などの早いものなら11月頃から出回り始めますが、最も美味しい旬の時期は1月中旬~3月頃。

南国宮崎、鹿児島が主な産地です。

特に宮崎県で力を入れているのが、「完熟金柑たまたま」

きんかん全体の生産量のおよそ2~3%しか収穫量がない、プレミアムなブランド金柑です。

厳しい基準をクリアしたきんかんの中から、大きさが2.8cm以上で糖度16度以上の「たまたま」、大きさ3.3cm以上で糖度18度以上の「たまたまエクセレント」に分類されています。

贈答用などに人気の最高級品金柑ですが、宮崎に住んでいた頃は、スーパーなどで小分けで販売されていたので、自分へのご褒美おやつとして、食べていました。

昔食べた金柑とは全然違って、ほんとにそのまま丸かじりできる甘いきんかん。

ふるさと納税を利用すると、お得に購入できますよ♪

甘露煮も美味しいんですが、「たまたまエクセレント」なら断然生食がおすすめです!

完熟の状態で出荷されるため、届いたら美味しいうちに食べましょう。

店頭で購入する場合は、濃い橙色で、ヘタの部分が枯れていないもの、傷などがないはりのあるものを選びましょう。

涼しい場所で保管しますが、冷やしすぎても水分が抜けてしまうので、冷蔵庫にいれる際はビニール袋か新聞紙などに包んで野菜室で保存しましょう。

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きんかんはどうやって食べる?風邪や美容に良い栄養

きんかんはのど飴に利用されることが多いので、のどにいい、というイメージは多いと思いますが、風邪予防や
美容によい栄養素も豊富に含まれています。

きんかんの皮に含まれるポリフェノールの一種、ビタミンP(ヘスペリジン)は、血管の強化や血中コレステロールの改善、抗アレルギー作用や発がん抑制作用などがあると言われています。

みかんといえばビタミンC。

ビタミンCには抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ働きがあるとされています。

きんかんにもレモン果汁と同じくらいのビタミンCが含まれていますが、ビタミンP(へスペリジン)には、ビタミンCの吸収を高めてくれる効果があるため、皮ごと食べられる金柑は、効率よくビタミンCが摂取できる柑橘類なんです。

ビタミン類は熱に弱いので、金柑は生のまま、ヘタと種以外は丸ごと頂くのが一番です。

生で食べる調理方法

きんかんを生で食べるには、そのままかじりついてOKなんですが、料理に活用することも。

生で食べる調理方法としては、サラダがお手軽。

スライスして種を除き、お好みの野菜と一緒にドレッシングで和えます。

お好みもありますが、ポテトサラダに加えるという方も。

はちみつトーストやフレンチトーストに乗せてもいいですし、なますでも美味しい。

クリームチーズとも合うので、クラッカーなどでオードブルにしてもおしゃれな一品になりますね!

きんかんはどうやって食べる?甘露煮のコツ

お庭で育てたきんかんなど、酸味が強かった場合は定番の甘露煮がおすすめです。

祖母の作った金柑の甘露煮はとても美味しくて、シロップもパンに塗って食べてました。

きんかんの甘露煮の作り方(例)

1.水から茹でて、沸騰したら一旦お湯を捨てる
2.ひたひたの水に砂糖を加えて、沸騰したら弱火でコトコト煮る
3.冷めるまで放置する

圧力鍋で時短もできます。長期保存したい場合は、お酢を加えるといいんですって!

Cpicon ;下処理は簡単、圧力鍋で金柑の甘露煮 by fukaori

きんかんの甘露煮のコツ

きんかんは綺麗に洗って、ヘタを爪楊枝などで取り、皮が破れないように縦に切り目を入れるか、穴をあけておきます。

茹でこぼすことでアクを取ります。

砂糖の量はきんかんの半分くらい。

グラニュー糖だと綺麗な色に仕上がりますが、お好みできび砂糖やはちみつを加えてもOK。

煮込み時間は、きんかんの量にもよりますが、15分~30分ほど。

きんかんの皮が柔らかく透けたようになって、シロップにとろみがでるくらい煮詰めます。

煮詰めたあと、シロップにつけたまま冷ますことで、しぼみを防ぎます。

シロップはお湯で割ったり、紅茶に入れて飲んでもOK。

おわりに

旬の短いきんかんは生食がおすすめですが、甘露煮にすることで保存がききますし、のどが痛い時などにも重宝します。

東国原知事のアピールで宮崎のマンゴーやきんかんが全国に知られることになったと思うんですが、最近は全国ニュースで取り上げられる機会も少なく感じます( ;∀;)

もちろん宮崎の「たまたま」だけでなく、鹿児島の「春姫」や種なしの「ぷちまる」なども人気ですよ!

インフルエンザ予防の効果も期待されるきんかん、お子様のおやつなどに取り入れてみてくださいね^^

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