さくらんぼの旬は6月前後。
果物の中でも、デリケートで傷みやすいさくらんぼは、フルーツ狩りでなければなかなか新鮮なものを食べることが難しいんですよね。
さくらんぼの産地といえば、山形県が有名ですが、九州でさくらんぼ狩りできるところがないか、調べてみました!
さくらんぼ狩りのコツや、服装などおすすめポイントも併せてご紹介します♪
さくらんぼ狩りは九州でできる?
さくらんぼの栽培が盛んなのは、日本で約7割もの生産を誇る山形県をはじめ、北海道、山梨県、青森県、秋田県、福島県、長野県が主な産地。
さくらんぼって、寒い地域の果物なんです(>_<)
さらに寒いだけではなく、日照時間の長さやハウスなどの施設も必要で、栽培が難しい果物なんですね。
そんなわけで、さくらんぼ産地の南限は山梨県といわれています。
でも!農家さんの努力のたまもので、山梨より南でもさくらんぼ狩りができるところがあります。
静岡県(はままつフルーツパーク時之栖)、滋賀県(マキノピックランド)、兵庫県(アダチ観光農園)、島根県(石見雲海農園)、広島県(果実の森公園、平田観光農園)などなど。
九州は…?!
九州でさくらんぼ狩りができるのは熊本!
残念ながら、九州ではさくらんぼ狩りができるところが少なく、調べて分かったのは熊本県の2か所のみ。
どちらも阿蘇。
九州のど真ん中ですし、近隣にも観光スポットが沢山あるので、遠出のドライブにはいいかもしれませんね!
阿蘇観光さくらんぼ園
大自然に囲まれた阿蘇では、果物狩りを楽しめるスポットも点在していますが、アップルパイが人気の農園、「果実の国カップルズ」のすぐ近くにあるのが、阿蘇観光さくらんぼ園。
佐藤錦、ナポレオン、紅さやかの3品種、30本の木を栽培されています。
雨に弱いさくらんぼはビニールハウス内での栽培なので、雨の日でも楽しめるのが嬉しいポイント。
食べ放題ではありませんが、入園無料でさくらんぼの摘み取りを楽しめます。
毎年6月頃に摘み取り時期を迎えますが、2017年は不作となってしまい、収穫制限や6月中旬での収穫終了を迎えてしまったそうなので、お出かけ前に収穫有無の確認をしたほうが良さそうです。
阿蘇観光さくらんぼ園
〒869-2222 熊本県阿蘇市西町1003-3 (果実の国カップルズ前)
お問い合わせ 090-7296-8786(火・木・土日祝のみ)
HP http://aso-sakuranbo.com/
奥あそフルーツガーデン
熊本・阿蘇の高森町にある奥あそフルーツガーデンは、熊本・宮崎・大分の3県の県境の近くに位置します。
祖母山が一望できる標高780mの高地にあって、果物狩りだけではなくカフェも併設されていて、石窯ピザやローストチキン体験を楽しむこともできます。(要予約)
オーナーご夫婦が1から作り上げた農園では、さくらんぼ以外にも、九州では珍しいプルーンやキウイなど、様々な種類の果物を栽培されています。
さくらんぼ狩りは5月下旬頃~6月上旬頃。
奥あそフルーツガーデン
〒869-1824 熊本県阿蘇郡高森町野尻711-1 (高森東小中学校近く)
営業時間/10:00~17:00
店休日/不定休
お問い合わせ 090-3197-3898
HP http://okuasofarm.la.coocan.jp/index.html
さくらんぼ狩りのコツや服装は?
じゃあ、さくらんぼ狩りに阿蘇へ行こう!…の前に。
さくらんぼ狩りのコツと服装についてチェックしておきましょう。
さくらんぼは太陽をたっぷり浴びることで糖度が高くなるので、木の上のほうになっている実が甘いことが多いのだそう。
そのため、脚立やはしごを使って摘み取り作業を行う農園が多いので、足元はヒールを避けたほうがいいです。
葉の数に対して実が少ないもの、軸が鮮やかな緑色のもの、粒にハリがあって全体が鮮やかな色のものが新鮮で甘く美味しい目印。
ただし、そのまま食べるさくらんぼにも皮があって消化しづらいため、一度に沢山食べてしまうと消化不良を起こしてしまう可能性がありますので、お子様の食べ過ぎには注意してあげてくださいね。
おわりに
私もさくらんぼ大好きなんですが、やっぱり摘みたての鮮度が美味しさの秘訣ですよね。
九州では残念ながら食べ放題はありませんでしたが、さくらんぼ狩りは阿蘇でできるということがわかりました!
熊本に住んでいる間に調べておけばよかったです…(´Д`)
どうしても食べ放題に行って見たい!という場合は、一番近くでは広島・岡山エリアがあるようですので、チェックしてみてくださいね♪