本州(山口県下関)と九州(福岡県北九州)を隔てる関門海峡。
陸路を繋ぐ関門橋の下を多くの船が行き交う眺めはとても気持ちいい景色。
この関門海峡で盛大に行われるのが、関門海峡花火大会。
なんと観客数は日本の花火大会で2番目の多さなのだとか!
関門橋の夜景と共に夜空を彩る花火は必見です!!
関門海峡花火大会2017年の日程と場所、見どころは?
2017年で第30回を迎える関門海峡花火大会。
北九州市門司側と山口県下関側から、合わせて15,000発の花火が打ちあがります。
日程 2017年8月13日(日)
会場 下関側:下関市唐戸あるかぽーと地区および22号岸壁周辺
門司側:門司区西海岸埋立地
開会式 19:40~
花火打上げ 19:50~20:40
関門海峡花火大会は、両会場ともに、JRの駅から徒歩圏内であることが便利。(とはいってもかなりの大混雑です)
下関側は、JR下関駅から徒歩15分ほど、門司側はJR門司港駅から徒歩5分ほど。
関門海峡花火大会の見どころは、なんといっても、下関側の会場と北九州の門司側の会場でそれぞれが競い合うように打ちあがる花火。
元々は別々に開催していた大会を合同イベントにしたことで、より迫力ある花火大会へと進化。
門司側からは大玉の連発と音楽花火、下関側からは水中花火に一尺半玉(開花直径450m)の打ち上げ!
関門橋のライトアップに港町の夜景と、素晴らしいロケーションも魅力です。
関門海峡花火大会の有料席や観覧場所
両側ともに、有料席はインターネットでの先行予約と、当日販売があります。
おすすめの有料席は門司側の特別観覧席。
桟橋席の最前列の指定席で、下関側の花火や音楽花火も観ることができます。
そこまでは、という場合は、当日販売される環境整備協力席もおすすめ。
指定席ではありませんが、エリア内で自由に観覧できます。(入場の際に1,000円の協力金が必要です)
下関側は、当日一般エリア1,000円(小学生500円)。
海峡を挟んでの花火大会ですので、有料席以外でも、海岸線であればどこでもみることができます。(進入禁止エリアは守りましょう)
ただし、音楽花火や水中花火など一部の花火が見られない可能性があります。
めかりPA、壇之浦PAは現在展望所が改装工事のため閉鎖中のようですね。
両パーキングエリアは両岸の花火が見られる絶景スポットですが、テレビ局の車も多く入るようなので、早ければお昼には入場規制がかかる可能性があります。
関門海峡花火大会の混雑と駐車場は?
毎年8月13日に開催される、関門海峡花火大会。
お盆休みの影響もあり、例年の人出は約110万人越え!
日本の花火大会でも2番目となる賑わいぶりです。
下関側が45万人、門司側が70万人ほどの人出。
2017年の8月13日は日曜日となるため、より多くの人出が予想されます。
また、JR門司港駅が全面改装工事中のため、普段より混雑する可能性があるそう。
当日はお昼には渋滞が増え始め、15時頃にはかなりの混雑に。
会場の場所とりもお昼までにかなりの人が集まります。
仮説トイレも用意されますが、長蛇の列。
熱中症対策にも水分補給は大事ですが、アルコールやお茶など、利尿作用の高いものは取りすぎ注意です^^;
また、携帯が繋がりにくくなりますので、待ち合わせ場所などは事前に決めておく、はぐれた時の集合場所を決めておくなどの事前対策もしておくといいでしょう。
迷子のお子様を見つけるのはとても困難なので、迷子札を付けておくのも手段の一つ。
さらに広範囲にわたっての交通規制で、会場近くまで車で移動するのは厳しいです。
(会場周辺の交通規制は17時~22時までの予定)
会場には駐車場はありません。
下関側は、近くのカモンワーフや海響館の駐車場がありますが、昼頃には満車の可能性大。
門司港周辺も駐車場はほぼなく、停められても交通規制と渋滞で、出られなくなります。
門司駅近隣の駐車場はお昼頃から満車になります。
駐車場所をあらかじめ確保できるならいいのですが、行き当たりばったりでは会場入りも難しくなるかもしれません。
更に、門司駅周辺から脱出するのに日が変わってしまう可能性もあります。
門司側なら、小倉に駐車してJRでの移動がおすすめです。
帰りは小倉方面への臨時便が5分おきにでます。
ただし、行きは会場まで10分程度で着くかもしれませんが、帰りは人・人・人で同じ距離の移動に40分以上近くかかります。
更に駅も大混雑のため、帰りの切符は到着時に購入しておきましょう。
混雑状態はどこの花火大会でも必ずありますが、それを上回る花火の美しさに、また来年も見に行きたくなるから困ったものですね^^;
関門海峡花火大会、雨天時は?
大規模な花火大会は、簡単に順延できるものではありません。
関門海峡花火大会も例外ではなく、よほどの強風や雷雨などの荒天でない限り、雨天時での決行となります。(順延なし)
事前に週間天気予報をチェックして、カッパなどの雨対策に備えましょう。