見るのも触るのも嫌な虫。だからこそ家の中で発生しないようにしたいですよね。
家の中には、虫が大好きな環境ができやすく、油断すると鳥肌ものの大量発生に繋がってしまうことも…!
春から夏にかけて、特に動きが活発になるので、事前に虫が発生しない環境づくりが大事になってきます。
逆に、好きな環境を無くせば、虫の発生も抑えられる!
というわけで今回は、家の虫対策として、虫が発生しやすい条件や場所をまとめてみました。
虫の侵入を防ぐ方法はこちらでまとめています↓
家の中の虫対策・虫が発生する場所や条件とは?
家の中に虫が発生するなんて、許しがたいことですよね!?
だけど、
ゴキブリ、コバエ、クモ、蚊…
やつらが大好きなものがあるのも家の中。
たった1匹の侵入で、数日後には爆発的に増えてしまうことも。
キッチンの虫対策
家の中に発生する代表的な害虫、ゴキブリやコバエが大好きな環境があるのが台所です。
調理の際に出る生ゴミ、排水口から漂う匂いなどに釣られて、奴らは家に忍び込んできます。
油汚れや、出しっぱなしのバナナや買い置きした野菜などの発するニオイにも引き寄せられてきます。
虫が引き寄せられる原因は、食べ物の匂いや、汚れなどが発する腐敗臭など。
- 生ゴミ
- 熟しすぎた果物(発酵する際のアルコール臭)
- 食べ残したおやつ
- ペットフード
- 油汚れ
- ジュースやビールの空き缶・空き瓶
- 排水菅に溜まった汚れ
これらのニオイに引き寄せられて、家の中を住処にするだけでなく、卵を産み付けて大量発生に繋がってしまうのです。
急に湧いて出たように感じるコバエも、家に侵入した1匹が生ごみなどに卵を産み付けて発生しているケースが多いのだそう。
10日もあれば一気に孵化してしまうので、生ゴミを放置するのはNG!
腐ってアルコール発酵をし始めた果物はコバエの大好物。
視力が弱いゴキブリも、ニオイが強いものを好みます。
ゴキブリは基本的に何でも食べるので、髪の毛やフケ、爪、ホコリすら餌にしてしまいます。
水1滴で3日、油1滴で5日、生きのびることが可能と言われるので、家の中を住処にさせない環境作りが大事です。
- 食べ物を出しっぱなしにしない
- 食べきれない量のまとめ買いをしない
- 生ごみはビニール袋で縛ってフタ付きのゴミ箱へ
- 三角コーナーや排水口はゴミを放置せず、清潔に保つ
- 定期的に排水菅の掃除をする(パイプクリーナーなど)
- キッチンを好むのはコバエやGだけではありません。
生ごみ臭が気になる場合は、専用の防臭袋を使うとゴミ箱の臭いが全然違います。
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パイプクリーナーを使う時は、使用上の注意を守ってね。
私はこれで失敗したことがあります…
食品の保存方法にも注意
コバエやゴキブリ以外にも、キッチンを好む害虫はまだまだいます。
お米が好きなコクゾウムシや、乾物・穀物類が好きなシバンムシ、そして甘い物が大好きなアリ。
生ごみ以外も油断は禁物です。
開封した食品類は、なるべく密封容器に入れて保存するようにしたいところ。
匂いがしないパスタとかでも標的になっちゃうよ。
浴室の虫対策
虫は湿気が大好きなので、お風呂場も恰好の繁殖場所となります。
特に寄ってくるのがチョウバエ。
石けんカスや髪の毛が溜まってヘドロ状になったものが好きだというのだから困りものです。
カビや雑菌も虫の餌となるので、湿気対策とこまめな掃除が虫の発生を防ぐ一番の近道。
- お風呂上がりには、全体に冷水をかけてから乾燥させる
- 髪の毛やシャンプーなどの残りカスを放置しない
- シャンプーボトル類周辺やボディタオルなども清潔に
排水口(目皿)に溜まった髪の毛掃除はこうやってます↓
リビングや寝室の対策
食べ物やニオイも少なそうなリビングや寝室ですが、ここに発生やすいのが、ダニやチャタテムシ。
畳や障子、寝具、本、タンス、押し入れなどを好んで住処にしています。
目に見えないダニや、小さいチャタテムシは、家への侵入を防ぐのは難しいので、繁殖するのを防ぐしかありません。
発生しやすいコナダニやチャタテムシは、人を刺したりはしないけれど、死骸がアレルギーの原因になったり、人を刺すツメダニをおびき寄せちゃうから、大量発生しないように気を付ける必要があります。
どちらも高温多湿の場所を好んで増えるので、梅雨時期は特に注意。
湿気が保たれやすいダンボールを住処にして繁殖したり、食べ物に付着することもあるので、室内に使用済段ボールを置きっぱなしにしない、食べ物は密封容器で保存する、といった対策も必要です。
髪の毛やフケなどの汚れも餌となるので、寝具はこまめな洗濯も欠かせないですね。
生きているダニは掃除機でも吸引できないので、捕獲グッズなども上手に併用してみましょう。
殺虫剤はなるべく使いたくない環境ってあるもんね。
家の外の虫対策・虫が発生する場所や住処となる条件
虫が発生するのは、家の中とは限らないですよね。
繁殖しやすい条件や住処となる場所を排除していきましょう。
玄関・ベランダ・庭の対策
照明
ゴキブリなどは暗い場所を好みますが、照明などの灯りに集まる虫も多いですよね。
虫の種類にもよりますが、低い位置を飛ぶために波長が長い紫外線が見えるのだそう。
照明の強さによって効果も変わるし、全く寄ってこなくなるわけじゃないけれど、
カメムシなどは特に光に集まりやすいし、集まる虫が減る事で、虫を捕食するクモが減る効果も期待できます。
マンションなど賃貸物件の場合、共有設備の照明は勝手に変えられないので、管理会社などに確認してから。
鉢植えやガーデニング用品
鉢植えの受け皿や、外に出しっぱなしのガーデニング用品など、雨水が溜まる場所に発生するのが蚊。
アカイエカやユスリカは河川やどぶ、下水などで発生するのでどうしようもないのですが、ヤブ蚊はちょっとした水溜まりからでも発生します。
強風などで紛れ込んだ空き缶やプラスチックごみなども、水溜まりができやすいので、見つけたら撤去しましょう。
落ち葉や廃材
落ち葉や枯草、廃材やがれきなど下に潜んでいるのが、ムカデやダンゴムシ、ワラジムシなど。
ムカデはゴキブリやクモが大好物。そして糖分も好むので、それらを求めてエアコンのホースなどから家の中に侵入します。
日中の隠れ場所となっている落ち葉などを排除しましょう。
まとめ:家の中、外に発生する虫を防ぐ!
家の中で発生させない、家の周辺の発生源をなくすことで、虫対策!
- 虫の食べ物となるものを置きっぱなしにしない
- 湿気やカビなど虫にとって居心地のいい場所を作らない
- 繁殖させない、隠れる場所・住処を作らない
家の中も外も、きれいを保つこと、大掃除よりこまめな掃除。
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