ボールペンの汚れって、思わぬところで思わぬところについてしまうもの。
子供の落書きもまたしかり。気付いた時にはソファや床にボールペンや油性ペンの跡が…。
消えないように作られたペンなのはわかってます。ええ。
でも消したい時もあるの!どうすればいい?!
油性ボールペンが合皮バッグに付いてしまったら?
先日、ちょっとメモを取ろうとして握ったボールペンの先端が白いバッグにヒット…!
そういう時に限ってペン先がでた状態。
私セレブじゃないし、そりゃ決して高くもない合皮のバッグだけど、気に入っているの!
合皮についたボールペンの汚れを落とすにはどうすればいいの?
ボールペン汚れ、石けんで落ちる?
ボールペンのインク汚れには石けんを使うと聞いたことがあったので、まずは石けんで。
布に石けんをつけて、こすってみましたが、全く落ちませんでした。(薄くもならなかった)
どうやら石けんが有効なのは、水性ペンのようです(落とせるのは手肌や衣類、壁紙)
ボールペンの汚れ、消しゴムで落ちる?
あんまり使用したくはなかったのですが、どのみちこのままではお別れすることになってしまうバッグ。
ダメ元で消しゴムを使ってみます。(高いバッグならたぶんしません…。)
あら?薄くなった!
消しゴムカスにもしっかりインクがついてる。
でも薄くなっただけだし、表面の艶まで消されているかも…。
そして凹凸のある表面なので、消しゴムでは限界があります。
ボールペン汚れに除光液を使ってみる
ここまできたら、やってしまえ!という気持ちに。
除光液!
コットンに除光液をしみ込ませて、湿布するようにしばし待ちます。
とんとんと拭き取って、結果どのくらい落ちたかというと…?
遠目からではわからないかも?というくらいにはなりました!
近くで見たら、そこだけ白さが違うし、うっすら青っぽいインクが微量に残っているのがわかるけど…まいっか!
油性ペンの汚れがついた素材で落とし方が違う
油性ペンの汚れの落とし方の基本は、油で落とす、という方法になります。
無水エタノールや除光液、灯油やクレンジングクリームなどですね。(除光液はプロピレングリコール類含有のもの)
※いずれも火気・換気に注意です
ガラスや金属、プラスチックなど、つるつるして汚れが染み込みにくい素材なら、消毒用エタノールや除光液、市販のクリーナーなどでだいたい落とすことができます。
※アルミやプラスチックなど素材によっては色が染まって落とせなくなる場合もあります。
また、手などについたボールペンや油性マーカーも、石けんで手を洗ったり、シャンプーしたりするうちに徐々に消えていきますね。
厄介なのは今回のような合皮や革、衣類や壁紙など。
コーティングや塗装されているものであれば消毒用エタノールで落とせる場合もありますが、艶がなくなったり色落ちしたりするリスクはあります。
革の場合はかえって滲んでしまったり、革を痛めてしまうのでかなりハイリスク。
革専用のインク落としにインクアウェイという商品がありますが、染み込むタイプの革は使用不可、また油性ペンのインクは落ちないとなっています。
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高価なものや大切なものなら専門業者へ依頼してみたほうが無難かもしれませんね。
衣類についた油性ペンの汚れおとし
衣類の場合は、汚れた箇所にエタノール、あるいは除光液(プロピレングリコール類含有)を垂らして、当て布をして裏側から別の布でとんとんとたたいて、当て布に汚れを移しとります。
クレンジングローションで落とせる場合も多いです。
数回繰り返して汚れがとれたら、洗濯して使用したエタノールや除光液を落とします。
ただし、素材によっては逆に染みが広がってしまったり、落としたインクが別の場所を汚してしまうリスクがあります。
衣類の汚れ落としをする際は下にビニールなどを敷いたり、洗面台など汚れても落とせるような場所で作業しましょう。
ボールペン、インク汚れはすぐ落とす!
ボールペンのインクに限らず、汚れはすぐ落とすのが鉄則!
私のスマホケース(合皮)の裏面にはいつからかボールペンのインクが点々とついています。
バッグにボールペンがそのまま入っていたのが原因。
機種変更しようと思っていたこともあって、放置していたのでかれこれ1ヶ月以上は経過しているかもしれません。
エタノールを試してみましたがさっぱり。
除光液はほんとにちょっぴり薄くなったくらい。
こうなるともう買い替えするしかないようです。
インク汚れは染み込んでしまうと落とせなくなるため、早急に対処したほうがいいですね…。
おわりに
よくオレンジの皮の油分が油汚れに効果的と聞きますが、職場で使っているフルパワーオレンジという洗剤は、テーブルについたボールペンの汚れなどを綺麗に落としてくれる必須アイテム。
結構前のボールペン汚れも落としてくれる優れモノです。
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何が何でも落としたい、インク汚れ。
でも、素材によってはかえって使い物にならなくなる場合もありますので、目立たない場所で試してみるなどのリスク回避をお願いします。
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