年末となると店頭に多く並ぶ、おせちの定番数の子。
お歳暮に頂くこともあると思いますが、塩かずのこを頂いたり購入した場合の塩抜き方法と味付けは?
そのままでの保存方法、塩抜きした後の保存日数、冷凍したい場合の方法、子供なら何歳からかずのこを食べされてもいいの?
普段食べない食材だからこそ、わからないことが沢山!
数の子の疑問、ここで一気に解決しちゃいましょう!
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数の子の塩抜き方法
塩数の子は長期保存ができるように、海水よりも濃い塩分に漬け込んであります。
当然そのまま食べると塩辛くて、美味しく食べられません。
基本の塩抜き方法は、薄い塩水(水1リットルに塩小さじ1程度)に塩かずのこをつけるだけ。
とはいっても、塩抜きの時間はレシピによってまちまちで、一晩漬ける、というシンプルなものもあれば、6時間つけたのち薄皮を取って更に6時間、とか、だんだん塩水の濃度を落としていく、というこまやかな方法も。
数の子は塩分を抜きすぎると、苦みがでてしまうので放置しっぱなしはNGなんです。
塩抜きの時間は目安として、端っこをちぎって味見して、
浅漬け程度の塩分が感じられるくらいでOKです。
で、一番厄介なのが、薄皮を取る作業。
丁寧に行わないと、ボロボロとバラけてしまったり、薄皮が残ってしまったり。
数の子の薄皮を取る作業がスムーズにいかない方は、こちらを参考にしてみてくださいね!
塩数の子かわからない時は?
おすそ分けでいただいた数の子、パッケージがないので、塩抜きしているのかわからない...。
そんな時は薄皮の有無で確認しましょう。
数の子の裏側に白い糸状のものがあれば、塩抜きしていない可能性が高いです。
数の子の味付け、市販のタレの使い方
数の子の味付け、レシピも様々なので、自分好みの味を見つけるのは難しいですよね。
みりん、酒、薄口しょうゆ、だし汁を煮立てて冷ましたものに一晩漬けこむのですが、レシピによっては数の子も弱火で煮込んでから冷ます方法もあれば、赤唐辛子をピリッときかせるレシピも。
だし汁は、白だしを使ってもOK!(水200mlに白だし大さじ2程度)
数の子を自分で漬けて食べるようになったのは、ここ数年のことなので、今年はクックパッドの人気レシピを参考に試行錯誤(ちょっと甘めが好み)してみたいと思います!
つくれぽがまもなく500を超えそうな勢いの人気レシピなので、期待大ですっ!
市販のタレの使い方
塩かずのことあわせて店頭に並ぶのが、味付け用の調味液(数の子のつけダレ?)。
好みの味付けがイマイチ決まらない…という場合は、市販のタレを試してみるのもいいかもしれません。
数の子の保存方法と日数
塩かずのこは長期保存を目的に塩に漬けているので、冷蔵保存で1年ほどは持つといわれています。
つまり、塩抜きした時点で長期保存に向かない状態となってしまうんですよね。
なので塩抜き、味付けした数の子は冷蔵保存で3~4日以内に食べきってしまうのが無難です。
数の子は冷凍できる?
食べきらないなら冷凍しなきゃというのが食品保存の常ですが、そもそも塩かずのこなら、冷蔵である程度長期保存ができるので、冷凍する必要がありません。
もし調理前の塩数の子を間違って冷凍しちゃったときは、調理する時までそのまま冷凍しておいてOK。
塩抜きする前に冷蔵庫に移しておきましょう。
塩抜きした数の子の冷凍には賛否両論あります。
冷蔵庫で解凍するだけで、味付け数の子が食べられます。
細かいことをいったら、冷凍するデメリットもあるはずなので冷凍はダメ、という意見があるのかもしれませんが、自宅で食べる分くらいなら、冷凍しても良さそうな。
忙しい年末、おせち用の数の子を事前に塩抜き+味付けして冷凍しておくのも便利かもしれませんね。
冷凍の味付けかずのこの解凍
元々が冷凍の状態で販売されている味付けかずのこもあります。
面倒な塩抜きも不要だし、賞味期限も長く、食べたい時にすきな分だけ食べられるのでとってもお手軽。
家庭用冷凍庫で冷凍するのとは違って、食感が損なわれにくいのも利点です。
>>たっぷり数の子を食べたい方におすすめ!【味付け数の子】【折れタイプ】
数の子は何歳から食べてもいい?
子どもが小さいうちはこれは食べても大丈夫?と気になりますよね。
数の子の場合は、卵や魚類にアレルギーがないのなら、2歳頃からなら食べても大丈夫なようです。
1歳から食べてます!という強者ちゃんもいらっしゃいますが、塩分が強いので、少量に抑えておきましょう。
おわりに
魚卵類なので、プリン体が気になる数の子ですが、意外と魚卵の中では低いほう。
しかも、高脂血症や動脈硬化の予防、アレルギー体質改善などの効果が期待できるEPAやDHA(青魚のイメージですよね!)が含まれています。
ただし、おせち料理は味付けが濃いものも多いので、塩分の取りすぎには注意しましょうね!