食欲の秋、味覚の秋、美味しい食材が旬を迎える季節。
10月頃から旬を迎えるきのこ類。
中でも松茸は自然栽培なので、この季節のみのお楽しみですね。
我が家では贅沢にも、知人から松茸を毎年頂いていて、この季節のお楽しみとなっています。
松茸のお値段、ピンキリですが、やはり国産のよいものとなると、2~3本で1万円ほどに!
そんな貴重な松茸を頂いたら、調理は絶対失敗したくない!
素人が松茸を美味しく食べるレシピって、なにがおすすめなのでしょうか?
お高くてなかなか購入できない松茸をお得に食べる方法とは?
松茸の旬は10月頃~。一番美味しい調理法は?
10月を過ぎたとある頃。我が家へ届いた箱の中には…
旬の国産松茸!!!
この時点で、松茸の香りがしてきます。
このまま永遠に取っておきたいですが、松茸は生鮮食品。
時間が経てば、香りも旨味もダメになってしまいます。
とはいっても、お料理はド素人な私。土瓶蒸しやらお吸い物はせっかくの松茸を無駄にしてしまいそう。
ちなみにきのこ類はあまり好きではなく、許容範囲はえのきとしめじくらいな私。
調理方法の決定権は松茸大好きな夫に。そして決定したのは・・・
すき焼きとホイル焼き。
画像なくてごめんなさい。
すき焼きはすき焼きとして美味しいんですけどね。
松茸を美味しく食べるとしては結果ホイル焼きに軍配!
松茸の美味しい食べ方。ホイル焼きレシピ
レシピというほどでもないですが、松茸のホイル焼きの作り方。
2.お酒少々と岩塩を振ります。
3.ホイルを密閉してトースターで15~20分ほど。
4.すだちをしぼって頂きます♪
適当なのに、驚くほど美味しい!!
しゃきしゃきした歯ごたえが溜まりません。
レモンじゃなくて、すだち、かぼすが絶対おすすめ。この食べ方が一番美味しい気がする!
松茸の下処理、虫食いは洗っていいの?
松茸の下処理といえば、濡らして絞ったキッチンペーパー類で汚れを拭き取って、軸の固いところを鉛筆を削る要領で削り落として…、というのが一般的ですよね。
きのこ類は洗わない、これ鉄則。
そう思っていたんですが。
一番最初に頂いた松茸の1つが、削った軸の部分に黒っぽい点々が…
虫食いです。それもかなりの。
慌てて「松茸 虫食い」で調べてみると、食べても大丈夫だけど、気になるなら食塩水につけて虫を落とす、とあります。
水につける?!
ええっ!と思いましたが、その松茸をスライスしたら、数ミリの白い小さな虫が...。
これを食べるのも勇気いるなーって思いますが、捨てるのはもっと勇気がいりません?!
ボウルに水を張って、塩を入れて、スライスした松茸をしばしつける。
そう多くはなかったのでよかったんですが、虫食い後が見えるのはあまりいい気持がするものでもなく。
結局それはすき焼きにしましたが、見た目が気になる場合は天ぷらがおすすめなんだそう。
ちなみに、松茸は洗わない、とよく言われますが、軸の部分には土と一緒に雑菌がついていることもあるので、軸の先はさっと洗っていいそう。
確かに、濡れ布巾とかで汚れを拭き取るのって、加減がちょっと難しい。
優しくすると汚れが落ちた気がしないし、強くこすると傷めてしまいそう。
洗う際は流水は使わず、ボウルに水を張って軸の先だけつけてそっと洗い、キッチンペーパーで軽く拭き取りましょう。
衝撃の虫食い松茸に反省した事
今年はなんと6本もの松茸を頂いてしまいました( *´艸`)アリガタヤー
かさがつぼみのものは焼きで、かさが開いているものはすき焼きが定番の我が家。
このつぼみのほうの1本が、ぱっと見はきれいだったのですが、軸に切り込みをいれて裂いてみると…かなりの虫食い!軸が茶色くなっている部分が多く、既に白い虫が見えます(泣)
更に2つに裂いて、水を張ったボウルに塩をスプーン1杯ほどいれ混ぜ、松茸をつけると…
でるわでるわ…
あまりの多さに水を取り替える事数回。(数回目の画像です)
まだでてくる。もうこれは決心するしかありません。松茸としての価値を捨てるか、諦めて虫ごと食べるか。
ごめんなさい!後者は無理…。
更に裂いて(結局8分割くらいに裂いた)、かさの部分も更に裂いて、全ての場所に巣食う虫を除去。
虫食い跡を隠すためにも天ぷらがおすすめとはいいますが、この日はもう焼きのつもりで全ての準備ができてるし…。(たった1本の天ぷらが面倒なのが本音)
結局その後、水分をキッチンンペーパーでとって塩は欠けずに焼きましたが、ちょっとしなっていて、もう2本と食べ比べると美味しさも半半減。
もっと早くに下処理していれば、虫食いの分は炊き込みごはんとかに回せたのに…。と、来年に向けての反省点となりました( ;∀;)
松茸の虫食い対処法まとめ
松茸が美味しいのは虫も一緒。
食べても害はない、といわれても、目に見えてしまうといただきますとはできないもので。
傘や軸にちいさな穴があいてるかどうかなど、ある程度虫食いを見分けることもできるけれど、頂き物ではどうしようもありません。
そのまま食べられないようなら、風味が落ちるけれど塩水につけて虫を落とす、見た目が気になるようなら天ぷらなどにしてごまかす、ですね。