玉ねぎのスライスはそのまま生で食べようとしたら、辛いですよね。
水にさらすってよく聞きますが、しばらくさらしてもまだ辛みが残っていることってありません?
ポテトサラダに入っていても、あの辛みが残っていると、「むむぅ...」となってしまう私。
新玉ねぎじゃなくても、辛みをしっかり抜くコツ、スライスした玉ねぎの保存方法をチェックしましょう!
実際、ほんとに辛味が抜けるかどうかも試してみたので、ご紹介します^^
玉ねぎスライスが辛い理由、新たまねぎは辛くない?
生の玉ねぎが辛いのは、玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分が原因。
硫化アリルは、ビタミンB1の吸収と活性化を促す作用や消化液の分泌を助けてくれる効果、そして血液をサラサラにしてくれるため、動脈硬化の予防に一役買ってくれる利点があります。
辛み成分には身体によい作用もありますが、食べ過ぎると胃がもたれたり、頭痛がする、といった方もいます。
無理に辛いままの玉ねぎスライスを食べるよりは、美味しく食べたいですよね。
新タマネギは辛味が少ないことで有名ですが、スライスした新たまねぎも辛味があることもあります。(淡路島産の新たまは辛くないらしいです…!)
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昔、新タマネギのスライスサラダを作ろうと半日水にさらしてみたことがありますが、ちょっとの辛味も気になる私には、それでもダメでした。
マヨネーズとツナとひじきと和えることで少しはマシになりましたが…。
玉ねぎスライスは水にさらすと栄養が抜ける?
タマネギの辛味を抜く方法といえば、水にさらす、という回答も多くみられますよね。
でも、水にさらすことで、辛味成分の硫化アリルだけでなく、水溶性のビタミン類といった他の栄養素まで水に溶け出てしまうそう。
半日も水にさらした私の新たまスライスは、栄養ダダもれだったわけで…( ;∀;)
玉ねぎスライスを水でさらしてはもったいないのです!!
玉ねぎスライスの辛みを抜く&涙を抑えるコツ
辛くない玉ねぎスライスを作るコツは、スライスしたあと放置すること!
辛味成分の硫化アリルは揮発性。
なので、スライスした後しばらく放置することで、辛味成分が飛んでいきます。
あと、一番外側が一番辛いそうなので、1枚多く剥いてしまいましょう。
そして、玉ねぎを切ると涙がでるのは、硫化アリルには催涙効果があり、その成分が切った断面から気化しているからなんですね。
玉ねぎを切る時の涙を防ぎたい場合は、
・切る前の玉ねぎを冷やしておく
・換気扇をガンガン回す
ことがおすすめ。
丸のままのたまねぎは冷蔵保存には向かないので、明日カレー作ろうかな、と思った前日の夜には冷蔵庫へ入れておきましょう。
さらに、玉ねぎを切る包丁の切れ味が悪いと、細胞をつぶしてしまい、硫化アリルが更に流れ出てしまいやすい状態に。
包丁の切れ味をシャープナーでメンテナンスしておくのがおすすめです。
グローバルのシャープナーはコンパクトでシンプルデザイン。場所も取らないのでお気に入りです。
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ただし私は不器用なので、玉ねぎをスライスする時はスライサーを使いますけど…^^;
実際に玉ねぎを生食用にスライス。辛味や保存方法は?
さて、我が家の今晩の一皿は、ステーキハウス三田屋さんのハム♪
神戸にあるハーバーランド店に一度行ったきりなんですが、前菜のハムと生玉ねぎのスライスが美味しいんです!!(もちろんメインのステーキは言うまでもなく)
オリジナルドレッシングが絶妙で、以前からこのハムとドレッシングがお気に入りの主人からのお土産。
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さて、午後は仕事なので、朝のうちに玉ねぎスライスを用意しておきましょう。
実家から送られてきた、普通の玉ねぎ。
スライサーでバットに直接広げていきます。
一緒に送られた紫たまねぎも一緒に。
紫たまねぎはもともと辛味はそんなに(全然?)ないですよね。ポリフェノールも含まれているので、美容効果に期待♪
常温に置いてた玉ねぎなので、めっちゃ涙がでます…(:_;)
バットに広げたまま、1時間強放置。(途中、玉ねぎを裏返しました)
試しに1枚、こわごわ噛んでみましたが…辛味なし!!
ラップを軽くかぶせて、夕食時まで冷蔵庫で保存します。
キッチンペーパーで水けをぎゅっと絞って、お皿に盛ります。
ハムに玉ねぎスライスをのせて、ドレッシングをかけて巻いて食べると…( *´艸`)
至福♪
いつもそうなんですが、食前の写真を撮り忘れる、食いしん坊な私です(笑)
辛味はまったくなしでした!
今回は玉ねぎ完食でしたが、残った時は、キッチンペーパーを敷いたタッパーにいれて冷蔵保存。翌日には食べきるようにしましょう。
タッパーに入れる前に水分をペーパーで軽く押さえておくのがポイント。
ジップ袋ではベチャっとなって臭みもでやすいので、タッパーがおすすめです。
スライス玉ねぎを放置する時間がない時は?
夕食前に準備することになって、玉ねぎスライスを放置しておく時間がない!
そんな時は、もう仕方ありません。
スライスした玉ねぎを水につけて、もみましょう。水が白っぽくなったら取り換えて、また揉む。これを数回繰り返して、最後は水気をぎゅっと絞ると、辛味成分が結構抜けます。
抜けちゃった栄養分は他の食材でカバーしましょう(苦笑)
玉ねぎの繊維を切るように横に切ると、辛味成分が抜けやすくなります。が、シャキシャキではなく、ふわっとした食感になります。
玉ねぎスライスを生で美味しく♪
辛味がしっかりぬけた玉ねぎスライスは、シャキシャキした食感がとても美味しい一皿になります。
水にさらすと、水分を切ったりする手間がかかりますが、
放置するだけ、ととっても手軽なので、ぜひお試しくださいね~^^