毎年9月の第三日曜日は「敬老の日」と定められている祝日です。
子供の頃はなんの疑問もなしに、おじいちゃん、おばあちゃんに手土産を持って会いにいったりしていましたが、何歳の方から敬老の日を祝うのでしょうか?
また、孫から祖父、祖母へのプレゼントはどういったものが喜ばれるのでしょう?
おすすめのプレゼントを紹介します。
敬老の日はいつ?何歳から祝うの?
以前は9月15日を敬老の日としていましたが、「ハッピーマンデー制度(一部の祝日を固定ではなく月曜日にすることで、連休を過ごしてもらおうという趣旨)」によって、2003年以降は毎年9月の第3日曜日に変更となった「敬老の日」。
今年2017年は9月18日(月)が敬老の日になります。
では、何歳になったら敬老の日のお祝いをするようになるのか、ご存じですか?
”老人を敬い、長寿を祝う日”とありますが、実は何歳から、という決まりはありません。
65歳以上を「高齢者」とする機関も多いですが、還暦祝いを迎えた60歳以降、年金が支給される60歳~65歳以降という考え方が一般的ですが、現代の60歳はまだまだお若いんですよね!
当人のお気持ちもあるため、あまり若いうちに敬老の日のお祝いをされても快く思わない場合もあるでしょう。それなら、父の日、母の日、お誕生日のお祝いで十分でしょう。
逆に、お孫さんからみれば、たとえ60歳と若くてもおじいちゃん、おばあちゃんです。
海外では父の日、母の日とならんで祖父母の日(感謝する日)があるところも。
老人を敬う気持ちではなく、可愛がってくれるおじいちゃん、おばあちゃんに感謝を伝える日として、年に関係なくお孫さんからお祝いやプレゼントするのはいかがでしょうか?
普段は「年寄り扱いしないで!」と言っているようなら、感謝の気持ちだよ、とお伝えしてみてはどうでしょう?
何歳の孫から敬老の日のお祝いをするべき?
孫が生まれたら敬老の日のお祝いをするべき?と考える方も多いと思いますが、まだ言葉も話せず、文字もかけない歳では感謝の気持ちを表すのは難しいですよね。
お母さんが代弁するのは簡単ですが、プレゼントなどは孫から貰えた嬉しさに欠けてしまいます。
お孫さんから祖父母へのプレゼントは読み書きができるようになってからでも十分ではないでしょうか。
拙い文字で孫が用意してくれたお絵かきやありがとうの文字は、なによりのプレゼントになると思いますし、歳を追うごとに孫の成長を感じることができる、唯一無二の思い出にもなりますよね。
お孫さんからの手作りプレゼント例
似顔絵
お絵かきできるようになったよ!孫の成長も感じられて嬉しさも倍に。
肩もみ券
コミュニケーションツールの役割もあるチケットは、肩もみ以外でも作れますね。
金メダル
孫からの金メダルは世界一の証!
子供からのプレゼントを用意するなら
まだ読み書きができないうちは、親御さんが用意することになりますが、それならお孫さんの写真が入ったものはいかがでしょうか。
フォトブック
お孫さんのとびきりの写真だけを集めたフォトブック。ワンコイン以下で手軽に作成できるところも沢山あります。
配送日数がかかるところもありますので、注意してくださいね。
キーホルダー
お孫さんの写真入りのキーホルダー、携帯電話やカバンにつけている方を見かけますが、とても微笑ましいものです。
湯呑み・マグカップ
写真入り、メッセージ入りのマグカップ。外へ持ち歩くのは気恥ずかしい、というおじいちゃんに。自宅で使えるものもおすすめです。
他にも、プレゼントを用意せずとも、お孫さんと一緒に食事に出かけたり、自宅へ招いたりしていつも孫を可愛がってくれる祖父母を労うのもいいでしょう。
なにかにつけてお孫さんに会えるのは、一番嬉しいプレゼントなのではないでしょうか?
敬老の日のおすすめプレゼント
スイーツ・食品
お取り寄せグルメや好みのもの、和菓子、洋菓子と、幅広く選びやすい。ボリュームがあるものは賞味期限にも注意して。
健康グッズ
いつまでも元気でいて欲しい、そんな願いも込めて。足つぼマットやフットマッサージャーなど種類も豊富なので、毎年違うものを選んでも。
便利グッズ
おしゃれなルーペやガーデニングなど生活に関するグッズ、お掃除やお料理が楽になるグッズなど、祖父母の負担を軽くする便利グッズも人気。
お花
もらって嬉しいランキングでもトップ入り(特におばあちゃん)。種類や組み合わせなどが難しければお花屋さんにおまかせして。
お茶・紅茶・コーヒーギフト
お茶をよく飲む祖父母には日本茶、紅茶やコーヒーを嗜む祖父母には珍しいフレーバーのもの、あるいは茶器やミルなどの道具もおすすめ。
その他、お酒や宿泊券なども人気です。
おわりに
敬老の日に一番大切なものはやっぱり気持ち。
孫が小さければ、早い成長を見逃したくはないでしょうし、大きくなれば疎遠になりがちなので、遊びに行って話相手になるだけでも嬉しいでしょう。
プレゼントを選ぶなら、ある程度の好みは知っておいたほうがより喜ばれますので、普段からのコミュニケーションを大切に仲の良い3世代の絆を築いてくださいね。