大曲花火大会に初めて行く方!混雑状態や必需品などの注意点とは

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大曲の花火

日本三大花火大会の一つである全国花火競技大会「大曲の花火」。

全国選りすぐりの花火師が技を競い合う日本最高峰の花火競技大会で、最高水準の花火を観賞することができます。

当然人出も半端なく、土地勘や大会時の状況を見たことがない方が初めて行く場合、普通の花火大会に行く気持ちで見に行こうとすると、準備不足に後悔する可能性は大です。

初めて大曲の花火を見に行く方への注意点をまとめましたので、参考にしてみてくださいね!

大曲花火大会ってどこ?どれくらいの人がくるの?

2017年で第91回を迎える全国花火競技大会「大曲の花火」は、秋田県大仙市大曲地区で開催されます。

開催日 2017年8月26日(土)

昼花火17:30~ 夜花火18:50~

昼花火とはまだ空の明るいうちに、色のついた煙で模様が描かれる花火で、昼花火の競技大会が行われるのは全国でも大曲だけ!

どれくらいの人が集まるかというと、80万人ほど。

さらっといいましたが、人口約4万人の地区、それも1.6kmの河川敷周辺にそのほとんどの人が集まるとどうなると思いますか?

花火大会会場まで人、人、人であふれかえり、たった100メートルを歩くのに10分以上かかってしまう時間帯も!それゆえ、駐車場、宿泊施設、場所取りは事前の情報収集と場所の確認、そして気合いと混雑を当たり前とする心構えが必須となります。

周辺の宿泊施設は関係者や毎年観覧する常連客で予約できる1年間から満室状態。室料も6万円ほどに跳ね上がるため、離れた宿泊施設を確保するか、ツアーでの参加、あるいは車中泊を余儀なくされるケースも。宿泊施設を予約する際は、辿り着くのは明け方近くになる場合もあるため、チェックイン時間や前年などの状況を確認しておきましょう。

個人で有料席(桟敷席)を購入する場合は抽選となっています。一次受付、大曲商工会議所での直接販売、二次受付があり、当選後のキャンセルはできません。

また、無料開放されていた自由席エリアは第91回から1名1,000円に有料化されることになっています。(高校生までは無料、当日徴収)立ち見していると警備員に注意されるため、朝から自由席を確保する人も多いです。

車なら?新幹線や電車なら?渋滞や混雑状態

車で現地に行く場合、当日は朝9時から会場周辺の交通規制が始まり、早朝から渋滞が始まります。秋田自動車道も渋滞するため、事前に駐車場を決めておき、遅くても当日の午前9時前には到着したいところです。

また、会場近くでは自宅敷地を有料駐車スペースとして3,000円くらいで開放しているところもあります。

ただし、会場周辺では帰りの交通規制と渋滞で駐車場から車をだすことはできません。(観光バスもしかり)車内で仮眠をとるなり、日付をまたぐつもりで準備しておいたほうが無難です。予約制ではありますが、テント設営が可能な駐車場もあります。

もしくは新幹線を確保し、盛岡あたりに車を止める手段も検討したほうがいいでしょう。大会前後は秋田新幹線(秋田方面、盛岡・仙台方面)田沢湖線(盛岡方面)、奥羽本線(秋田・能代・大館方面、横手・湯沢・院内方面)ともに臨時便が運行されます(最終は24時頃)

もちろん新幹線、在来線を利用する場合も、駅前広場は簡易トイレを並べるほどの大行列となります。(駅よりだいぶ離れた所からロープが張られます)

せっかく切符を予約していても乗り遅れるケースは十分に考えられるため、余裕をもっての移動と、事前に交通規制図で列車乗車の際の並び方を確認しておきましょう。

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イスの持ち込み禁止?!必需品や注意点

花火大会ではキャンプ用などの折りたたみイスを持ち込まれる方も多くいますが、大曲の花火では観覧席でのイスの使用は禁止されています。

観覧席への持ち込み禁止
・テント
・イス
・大型テーブル
・三脚
・ペット

他にも自転車やカート、台車等の持ち込みはおろか、預けることも不可です。当然火気厳禁のためガスコンロ等も持ち込みもNG。ドローンの使用や発煙筒、レーザーの使用も禁止されています。

またベビーカー等の使用は、人の多さで押しつぶされたりと危険も伴うため会場周辺では難しいとお考えください。車椅子の場合は人混みを避ける時間帯での移動をするなどの注意が必要です。

歩きスマホも危険なため禁止されています。

服装に関しては、浴衣はやめておいたほうが無難です。駐車場の位置によっては1時間ほど歩くのは当たり前だと思ったほうがいいですし、長時間外にいることになるため、とても疲れます。

歩きやすい靴、日中は暑さ対策、夜は寒さ対策ができる服装をおすすめします。(雨天時も考慮しましょう)

また、長時間座っていることになりますので、クッションや座布団などを持っていくと便利です。

持っていくと便利なもの
・ビニールシートや座布団
・ウェットティッシュ
・タオル
・上着(日焼け対策と寒さ対策)
・クーラーバッグ
・ゲーム類
・虫よけグッズ
・日焼け止めグッズ
・食べ物、飲み物
・懐中電灯
・ゴミ袋
・レインコート
・熱中症対策の塩飴やタブレット、麦茶やスポーツドリンク

当日は朝早くから場所とりのため大勢の人でにぎわいます。熱中症などで体調をくずし、花火が始まるまえに救急車で搬送される方が必ずといっていいほどでます。

頑張った努力を無駄にしないためにも、自分は大丈夫と思いこまず準備万端で当日を迎えましょう!

夜は寒い?雨天時はどうなるの?順延はある?

天気がよかった場合は特に、昼と夜の気温差が大きくなります。

夜になると15℃くらいまで気温がさがり、日中の服装ではすごく寒いです。寒さ対策用の上着は必ず持っていかれることをおすすめします。

また、大曲の花火は台風直撃や暴風、洪水で桟敷が流されたりしない限り、土砂降りでも決行されます。

観覧席では危険やトラブル回避のため、傘の利用は(日傘も含めて)禁止されていますので、レインコート持っていくとよいでしょう。当日だと購入できない場合もあります。また、帰り道で前が見えないと危険なため、傘は透明傘がおすすめです。

また、当日が晴れでも、前日に雨が降った場合は足元はぐちゃぐちゃです。防水の座布団や濡れたり汚れたりしてもよい靴を用意しましょう。

また、雨で更に寒さが増すため、夏だから大丈夫と侮らず、セーターや着替え、タオルも多めにあると便利です。

ルール、マナーを守ってよい思い出を

イベント時に問題になるのがゴミ。

早い時間から会場入りするため、飲食物などのゴミが大量にでますが、大曲の花火ではゴミの持ち帰りは禁止としています。

「?」と思われるかもしれませんが、持ち帰ろうとしたゴミが結局道路脇などに放置され、その処理には大変な労力と費用が発生します。一人が捨てると、次から次にじゃあ自分も…という心理が働いてしまうもの。

ゴミになるものをできるだけ持ち込まない、自分のゴミは燃えるゴミ、燃えないゴミの2種類にわけて、臨時で設置されているゴミ集積場所に捨てて帰りましょう。

また、マナーを守ることも気持ちよく花火を観賞するためには大切です。

危険区域への立ち入り、畑や水田など他人の敷地内への侵入は絶対にやめましょう。

初めて観賞しにいく方にとってはどれだけの混み具合なのか、不安もあるかと思いますが、並んで当然、混んで当然の気持ちで、ゆったり構えて花火を楽しみましょう!

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