とよみつひめの食べ方と味、保存方法は?福岡でいちじく狩りができるのは?

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まな板の上で切られたいちじく

8月~10月はいちじくの旬の時期。

福岡で限定生産されているブランドいちじく、とよみつひめを購入してみました!

いちじくの食べ方や保存方法は?

福岡でいちじく狩りができる場所もあわせてご紹介します。
  

とよみつひめの食べ方、味は?

とよみつひめは、平成18年に品種登録された福岡のオリジナルブランドいちじく。

糖度が17度前後で、甘いのはもちろん、なめらかな食感でジューシーな果肉が人気の品種です。

他のいちじく同様、8月~10月頃に旬を迎えます。

傷みやすいいちじくは、生産地以外で見かける事が少なく、私も初めていちじくを食べたのはここ数年の間。

食わず嫌いなのもあったのですが、こんなに美味しい果物を今まで食べずにいたなんて!と衝撃を受けたほど(笑)

今住んでいる地域は、比較的いちじくの生産地から近いので、この季節になるとスーパーにもいちじくが並ぶようになります。

福岡ブランドいちじくのとよみつひめ

とよみつひめの誘惑に勝てず、買っちゃいました!

美味しいとよみつひめの見分け方

美味しいいちじくの見分け方として、おしりの部分が割れそうなもの・やや割れているもの(割れすぎは熟れ過ぎ)というのがありますが、とよみつひめは比較的おしりが割れにくい品種なので、軸の根元まで赤く色づいていればOK。

一般的ないちじくの品種、桝井ドーフィンは濃い紫色ですが、とよみつひめは赤っぽい色。

果実がふっくらとしていて、傷がないものがおすすめです。

いちじくの食べ方には、軸のほうからバナナのように皮をむく方法がありますが、軸の切り目からでている白い樹液(?)は触るとベタベタするので注意。

でも白い液が軸についているのが確認できるもののほうが鮮度がよい証拠です。

とよみつひめの食べ方、味は?

私はいちじくをくし切りにしてから食べるのが好みなので、軸を先に切り落としてしまいます。

とよみつひめの断面と軸

中心にある赤い部分がいちじくの花。プチプチした食感を楽しめます。

とよみつひめは他のいちじくに比べて、白い果肉部分が厚く、その分なめらかな食感。

このままスプーンですくってもよし、と思ったんですが、とよみつひめの皮は薄いので、すくいづらい。(皮がやぶれるか、白い果肉が残りすぎる)

なのでさらにくし形に切って、手で皮をむいて頂きました。

くし切りしたとよみつひめ

丸ごと食べるときとは逆に、おしり側から皮をむいたほうがうすくむける気がします。(手は汚れますが…)

ちなみに、皮ごと食べても問題なし。

お客様にお出しするときは、ナイフで薄く皮を削いでおくといいかも。

ほんとに甘ーい!!!

とろっとしたなめらかな果肉と、プチプチした食感とのバランスがよくて、食べやすく感じます。

桝井ドーフィンや蓬莱柿も食べたことありますが、とよみつひめが一番好きかも。

甘いのにしつこさがなくて、ジューシーでさっと溶けるようなくなるので、何個でも食べられそう(あるだけ食べたい!)

あ、でもいちじくはカロリー高め、便秘解消にはいいんですが、食べ過ぎるとおなか緩くなっちゃうらしいので、1日3つくらいがいいのだそう。

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いちじくの保存方法、冷凍はできる?

1日3つまでとなると、1パック買っても一度に食べられない。(夫は食わず嫌い。ヤッター!)

となると気になるのがいちじくの保存方法。

スーパーでは常温に置かれているけれど、いちじくは鮮度が落ちやすく、痛みが早い果物。

購入後は常温保存ではなく、野菜室での保存がベストです。

乾燥を防ぐためにビニール袋にいれて、潰れないように優しく保存。

最近、我が家の冷蔵庫は弱でも食品が凍ってしまう調子の悪さなので、基本的に果物は保冷バックにいれたまま野菜室で保存しています。

今回のとよみつひめも、パックごと保冷バックに入れて、野菜室行き。

明日も美味しく食べられますように♪

ちなみに美味しく食べるためには冷凍はおすすめしませんが、冷凍する場合は皮をむいてからが食べやすくていいのだそう。

甘みが落ちる(感じにくくなる)ので、コンポートとかにしてから冷凍のほうがいいような気がしますけどね。

とよみつひめの取り寄せは?福岡でいちじく狩りできるのは?

いちじくを庭で栽培される方は、いちじくの苗を購入する必要がありますが、とよみつひめの栽培は許諾契約を結んだ福岡県内の生産者のみに限られています。

よって、とよみつひめの苗は一般販売されておらず、私達は生のいちじくを購入するしかありません。

取り寄せしようと思ったら、結構なお値段がするとよみつひめ。

福岡でいちじく狩り

福岡県内のあちこちでとよみつひめは栽培されていますが、特にフルーツの生産が盛んな田主丸町では、8月中旬頃からいちじく狩りができる農園もあります。

自然農法栽培のいちじく狩りや直売所もありますので、夏休みのおでかけ・体験にもおすすめ。

田主丸町へのアクセスは、九州自動車道久留米ICより車で約30分、甘木ICからは車で約20分。

田主丸町 無花果 観光農園 TEL:0943-72-4956
エコファームよこみぞ園 TEL:0943-73-0808
星光ファーム旬 TEL:090-4349-2104

いちじくを安く買うなら道の駅や直売所で!

とよみつひめの「とよ」は出生地である行橋市にある福岡県農業総合試験場 豊前分場の(豊:とよ)。

というわけで、豊前(ぶぜん)にある道の駅、豊前おこしかけでは新鮮ないちじくをスーパーより安く購入でき、いちじくソフトクリームの販売もあります。

他にも、道の駅うきは、また大分県宇佐市安心院のぶどう狩りに行った帰りに立ち寄った道の駅なかつにも、蓬莱柿(大ぶりで緑がかったいちじく)が沢山並んでいましたよ~!

福岡県内の各JAや行橋の新田原(しんでんばる)地区の直売所もいちじくが安く購入できるので要チェックです。

おわりに

今回は購入したいちじくがとよみつひめだったので、福岡の直売所などもご紹介しましたが、いちじくの生産が一番多い県は愛知県、続いて和歌山県、静岡県。

限られた旬の時期のみの果物ですので、ぜひお近くの生産地で新鮮ないちじくを手に入れてみてはいかがでしょう^^

いちじくを食べるのに抵抗がある(食わず嫌い)の方は、ケーキなどで食べてみるといいかも。

私も大好きなキルフェボンではこの時期、とよみつひめのタルトが販売されるのでぜひチェックしてみてくださいね♪

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