紫外線対策はいつから?UV対策のコツ、日焼け止めの選び方
2018/04/14
冬が過ぎ、暖かくなるにつれ、外での活動時間が増え、服装も徐々に薄手になってきます。
日焼け対策なんてまだ早い…と油断している人も少なくないと思いますが、紫外線は春から増え始めます。春の紫外線が怖いといわれるのは、この油断のせいでもあるのです。
浴びすぎるとシミやそばかす、しわ、たるみなどの原因になってしまう紫外線。
目に見えない紫外線は私達の気付かない間に、肌に影響を及ぼしてきます。
紫外線の特長から、日焼け止めの選び方、使い方をチェックしましょう!
Contents
紫外線の種類。肌にはどんな影響が?
紫外線には、免疫作用を高めたり、骨の健康を保つビタミンDの生成に必要なエネルギーがあるため、適度な日光浴は私達の健康のために必要なものです。
ところが、必要以上に紫外線を浴びてしまうと、シミや肌老化などの原因ともなってしまうため、肌露出が多くなり、紫外線量も増えてくる4月頃からのUV対策が必要となります。
紫外線は英語でultraviolet(ウルトラヴァイオレット)と書くので、略してUVと呼ばれています。
地表に届く紫外線は、主に紫外線A(UVA)と紫外線B(UVB)の2種類。
最も危険といわれている紫外線C(UVC)はオゾン層に阻まれているため、現時点では影響がないようですが、オゾン層の破壊が進めば危険性が増すといわれています。
では、気を付けなければいけない紫外線A、紫外線Bの特徴をチェックしましょう。
紫外線A(UVA)が肌に及ぼす影響は?
・普段浴びている紫外線のほとんどがUVA
・天候に関係なく、一年中地表に届く
・雲やガラスも通り抜けやすい
・肌の奥(真皮)まで届き、しわやたるみといった肌老化を引き起こす
紫外線B(UVB)が肌に及ぼす影響は?
・夏場の晴天時により多い
・肌の表(表皮)までしか届かないが有害性が高い
・シミやそばかすだけでなく、白内障や皮膚がんなど悪影響を及ぼす
・肌が赤くなったり水ぶくれになったりする日焼け(サンバーン)の原因
メラニン色素は、お肌の古くなった細胞と共に剥がれ落ちていきますが、紫外線を大量に浴びてしまうとメラニンが大量に作られてしまい、お肌の入れ替わりサイクルが追い付かずにシミとなってしまうのです。
日焼け止めの表示の意味と正しい選び方
日焼け止めを購入しようとすると、商品によって、「PA++」とか「SPF30」といった表示がありますね。
この表示の意味を理解すると、日焼け止めの利用シーンによる選び方がわかってきます。
いつ、どのような状況で日焼け止めを塗りたいのか、正しい日焼け止めの選び方を覚えておくと便利です^^
PAとは?
しわやたるみ、肌を黒くする原因となる紫外線A(UVA)から肌を防御する効果の指標です。
PAはProtection Grade of UVAの略。「UVA対策はPAで見る」と覚えておきましょう。
PAのあとにつく「+」で効果が高いかどうかがわかります。
PA++ かなり効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++++ 極めて効果が高い
SPFとは?
肌が赤くなる日焼け(サンバーン)の原因になるUVBを防ぐ指標。
Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略。「サンバーンから肌を守るSPF」と覚えておきましょう。
日焼け止めを何も塗らない状態と比べて、サンバーンが始める時間をどれだけ遅らせることができるかを表していて、SPFのあとにつく数字が増えると効果(防御力)が高くなります。
SPFの数値単位は時間で20分程度。
SPF30の日焼け止めを塗った場合は、20分×30=600分(10時間)はUVBからのサンバーンを防ぐ効果がある、という指標になります。
ただし、元々の肌の色などの体質でサンバーンが始める時間は変わってきますし、日焼け止めをしっかり塗れているかで効果が変わってきます。
SPF50だからといっても、ささっと薄塗りしてしまってはちゃんとした効果は得られないということです。
まとめ
紫外線の種類によって、対策が変わってくること、理解いただけましたか?
日焼け止めのPA値、SPF値は数値が高ければ効果も高いですが、同時に肌への負担も高くなってしまいがちです。
肌の弱い方は、低い数値のものをこまめに塗りなおすことがおすすめ。
他にもファンデーションを重ね塗りしたり、UVカット効果のある日傘や帽子、アームカバーなどを併用して肌への負担を減らしてあげるといいですね。
また、海水浴などのレジャーでは汗や水に強いウォータープルーフタイプがおすすめですが、事前にしっかり保湿する、出かける直前に塗る、しっかり落として保湿するなど、日焼け止めからも肌を守る対策を行いましょう。
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