乗り物酔いは三半規管が弱いのが原因?鍛える方法や酔わない人との違いは?

当サイトにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

山道を走る車

新幹線や高速バス、車での長距離移動で乗り物酔いをしてしまうのはツライですよね。

せっかくの楽しい旅行も、酔ってしまわないかな…と不安になってしまいます。

乗り物酔いは三半規管が弱いからと聞くけれど、乗り物酔いする人としない人の違いはなに?

三半規管を鍛えて乗り物酔いを治すことはできないのかな?

乗り物酔いと三半規管の関係をまとめてみました!
  

乗り物酔いするのは三半規管が原因?

フィギュアスケートとか体操とかを見ていると、三半規管がすごいのねー、なんてきくけれど、そもそも三半規管ってなんなの?なんとなくしかわからないんだけど…。

[su_note note_color="#fff4fe"]三半規管は耳の奥の内耳という部分にある、身体の平衡感覚(回転運動)を司る器官。

更に内耳には耳石器(じせきき)という、重力や体の位置(直線的な加速)を感知する器官もあります。

乗り物酔いしてしまう原因は、

三半規管と耳石器がキャッチした体の揺れや回転、スピードなどの情報が多すぎたり、目で見た揺れや回転の情報とのズレが生じることで、脳が情報を処理しきれずに「異常がある」と判断

循環器や消化器などの活動を調整している自律神経が乱れることで、吐き気や頭痛が起こる[/su_note]

といわれています。

なるほど。

確かに、乗り物に乗ってる間は、ほぼずっと身体が揺れてたり、すごい速さで移動していることになりますもんね。

更に本とかスマホを見たりすると、視界から入ってくる情報と(しかもこっちも動く)身体が感じる情報が脳に一度に伝わって混乱しちゃうから車酔いとかしちゃうのか。

高速スピンとか、連続バク転とかしても目が回らないのは、三半規管が鍛えられてるからってこと?!

じゃあ、スポーツ選手って乗り物酔いしにくいのかな…?

乗り物酔いしやすい人としにくい人の違い

バットを頭につけてぐるぐる回ると、いざ真っ直ぐ走ろうとしても目が回ってしまう人が大半だけど、氷の上でくるくる回転してもフィギュアスケートの選手はケロッとしてますよね。

もちろん普通の人に比べたら、三半規管が鍛えられているのかもしれないけれど、酔わない回り方を身体と脳がコントロールできているから、なんだそう。

車に酔いやすい人でも、自分が運転すると酔わないのは動きの予測ができるからといわれてます。

なので、自身で回転する分には酔わないけれど、乗り物には酔う、というスポーツ選手は意外と多いのだとか。

逆に、三半規管が鍛えられて敏感だからこそ、乗り物で酔ってしまうというケースも。

三半規管や脳が発達するにつれて、(つまり子供から大人になるにつれて)、乗り物酔いはしにくくなるけれど、結局は車やバスなどに乗りなれていない人が、乗り物酔いしやすくなるのだそうです。

また、乗り物に対して不安があったり、ストレスを抱えていると乗り物酔いしやすい傾向にあるとのこと。

一度酔ってしまうと、次も酔ってしまうかも、三半規管が弱いのかも、という自己暗示をかけてしまうのも、酔いやすい原因につながってしまうという…。(でも旅行前って不安になりますよね)

私はバスや車なら、ほとんど乗り物酔いしないけど、幼稚園や中学校はバスで通っていたし、日常生活でも車移動が多かったからかもしれないです。

飛行機は大丈夫だけど(怖さが勝るから)、船酔いはしちゃいます。

乗りなれてないからってことなのかぁ…。でも漁師さんにはなれないもん。

三半規管が弱いなら病院へいくべき?

乳幼児の頃は、三半規管や脳の働きがまだ発達してないから、乗り物酔いしにくいといわれてます。

成長につれて、だんだんと乗り物酔いするようになり、小学生~中学生の頃は一番乗り物酔いしやすいそう。

乗り物酔いは「動揺病」とか「加速度病」って言われてますが、一般的に成人するころには落ち着いてくるといわれています。

大人になっても乗り物酔いが治らないという場合は、原因を特定するためにも、かかりつけ医に相談するか、耳鼻科の診察を受けてみたほうがいいのかもしれません。

スポンサーリンク

三半規管を鍛えて乗り物酔いを克服したい!

GWや夏休みなど、大型連休は車や新幹線など、乗り物に乗る機会も時間も増えてしまいます。

楽しい旅行を前に、乗り物に対する不安を抱えている方にとっては、三半規管が鍛えられるならやってみたいところですよね。

三半規管の発達は、子供の頃にピークを迎えるため、小さい頃からアスレチックや体操などの運動が推奨されていますが、大人になってからは、揺れになれる、平衡感覚を鍛えることで、乗り物酔いの防止に役立ちます。

・片足立ち
・ブランコやシーソーに乗る(1人で乗ると周りの目が気になるので子供と…)
・バランスボールを使う
・目を閉じて歩く
・その場で回る(回転イスに座って回る)

極端に集中して行うのではなく、感覚を慣らしていくことが大事なので、日々ちょっとした合間で定期的に行うのがおすすめ。

片足立ちで歯みがきをする、バランスボールに身体を預けてテレビを見る、など、乗り物酔いする環境を作ってみてはどうでしょうか?

すぐに効果がでる、というものではないですが、平衡感覚を鍛えるだけでなく、体幹を鍛える効果もあるので、乗り物酔い以外の効果も得られると思います。

また、乗り物酔いの予防をしている、と思うことで、「酔いやすい」という自己暗示や不安を払拭する効果も期待できるんですって。

でも、くれぐれもむちゃしてケガするような真似はしないようにしましょうね?

(うちの夫は、バカみたいにその時だけ集中して回ったりしてます…。意味ないでしょ。)

乗り物酔いと三半規管の関係まとめ

乗り物酔いの原因と三半規管の関係をご紹介しました。

・乗り物酔いは三半規管と視界の情報のズレによって起こる
・乗り物に慣れていないと酔いやすい
・平衡感覚を鍛えて予防する

今回は三半規管についてまとめてみましたが、大人になってから急に乗り物酔いするようになったり、飲み物や食べ物が影響することもありますので、そちらについては、また次回でご紹介しますね。

あなたの乗り物酔いが、少しでも緩和されますように…!

スポンサーリンク
コメントを残す

CAPTCHA


関連キーワード

ひよこさんのTwitterフォローしてね☆