砂浜が少ない屋久島において、ビーチといえば、ウミガメの産卵地で有名な永田のいなか浜がありますが、海水浴場として人気が高いのは一湊の海水浴場。
ウミガメが見られるシュノーケリング、ダイビングスポットとして、ツアーに組まれることも多い場所です。
一湊海水浴場までの行き方や駐車場、施設や料金などをご紹介します!
一湊海水浴場へのアクセス、駐車場は?
永田のいなか浜は白砂のきれいなビーチですが、海水浴場としての施設がありません。
屋久島空港から、永田方面へ向かう途中にある、一湊海水浴場は7月中旬~8月末までシャワーと更衣室が開放され、海の家なども期間限定営業をするので、屋久島で泳ぐ場所としてはおすすめ!
一湊海水浴場
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊
屋久島空港から、車でおよそ30分。
無料の駐車場が50台分ほどありますが、屋久島旅行となると縄文杉!白谷雲水峡!という方が多いようで、満車になるほどの混雑は例年ないようです。
バスを利用する場合は、矢筈バス停下車、徒歩約1分。
一湊海水浴場では、7月中旬~8月末までは監視員がつきます。
遊泳区域は網で区切られていて、沖には消波ブロックがあるので、波の影響が少ないのもおすすめポイント。
ただし、屋久島の海はどこも急に深くなるため、浮き輪やシュノーケルベスト(ライフジャケット)があると安心です。
浮き輪やシュノーケルなどのレンタルもあります。
整備された建物にはトイレもあり、シャワーと更衣室も無料。ただし9時~18時以外は施錠されるようなのでご注意を。
建物が日よけになるので、特にテントなどはなくてもOK。
屋久島でビーチにテント(サンシェード)を張ったら、かなり目立ってしまうかも(笑)
そのかわりレジャーシートがあると便利だと思います。
あと、海の家はありますが、食料品や日焼け止めなどは事前に宮之浦周辺で購入しておくのがベスト。
周辺にコンビニはありません。
一湊海水浴場はシュノーケリング・ダイビングもおすすめ!
ウミガメに会えるダイビングスポットとしても有名な一湊の海。
一湊海水浴場の裏側の海は、熱帯魚や、運が良ければウミガメ、エイなどが見られるダイバーに人気のスポット。
シュノーケリングもできるので、魚を見ながら泳ぎたいという人は海水浴場とは反対側の海がおすすめ。
ただし岩場も多いので、大人でも注意が必要。
慣れていない方は、ダイビングセンターやツアーの利用がベストです。
屋久島でのダイビングツアー、料金はどのくらい?
屋久島でダイビングに挑戦したい場合、ライセンスを取得していなくても、体験ダイビングで気軽に楽しむことができます。
体験ダイビングなら、送迎や器材のレンタル代も含めて、7,000円位~。
ツアー会社によっては、屋久島までの旅費がセットになっているもの、縄文杉やトレッキングがセットになったお得な連泊ツアー料金などもあります。
一湊海水浴場の周辺観光!ガジュマル園
一湊の海水浴場で遊んだあとは、ぜひ周辺観光も。
西郷どんブームで盛り上がっている鹿児島ですが、一湊海水浴場から少し永田方面に進むと西郷隆盛上陸の地として記念碑が建てられています。
他になにがあるというわけではないんですが、記念に立ち寄るのもありかな。
また、一湊海水浴場から先に伸びる岬、矢筈崎の方へ進むと一湊灯台があり、視界がよければ種子島や竹島、硫黄島を見ることができます。(途中ジャングルなので、綺麗な灯台が見たい場合は、永田の屋久島灯台がおすすめ)
千尋の滝や大川の滝ほど有名ではないのですが、集落内には布引の滝(ぬのびきのたき)があり、道路から見る事ができるので、ちょっと立ち寄ってもいいかもしれませんね。
コーヒー好きな方は一湊珈琲焙煎所もおすすめです。
少し離れますが、一湊から宮之浦方面に進むと、「志戸子ガジュマル公園」があります。
歩いやすく整備された公園内には大きなガジュマルの木がありますが、有料(200円)なのが微妙…。
ガジュマルは屋久島が北限らしいので、観たことないならお散歩してみても。ヤクスギランドとはまた全然違う、熱帯ジャングル的な雰囲気です。
10分~15分くらいあればOK。(蚊が多いので虫除け必須)
おわりに
屋久島にはまだまだ山以外の観光スポットが沢山!
暑い夏は、冷たい川遊びもおすすめです。
レンタカー利用なら、ぜひいろんな場所に足を伸ばしてみてくださいね^^