メロンやパイナップルを食べると喉がいがいがする!解消方法や対策は?

当サイトにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

食べ物の中で果物が一番好きな私。

覚えてないけど、小さい頃は祖母が食べようとするメロンをじーっと物欲しそうに見ていたとかなんとか…(恥ずかしいっ!)

そんなに大好きなメロンなのに、食べたあと口の中がピリピリ、喉がいがいがすることが。

キウイでもパイナップルでもたまに起こるこの症状。

原因や対策、いがいがの解消方法をまとめてみました!

メロンやパイナップルを食べると喉がいがいがする原因

大人になってから、なんとなく気付いてはいたんです。

キウイを食べたあとに喉がいがいがすることに。

でも毎回じゃないし、ゴールデンキウイなら平気だし。

なので気のせいにしてきたんだけれど、最近はメロンでもいがいが。

ついこの間はパイナップルでもいがいが。

オーマイガッ!(ノ´Д`)

このいがいがは何?する時としない時もあるよね?なんで?

調べてみたら、3つの原因が浮上してきました!

いがいがする原因その1

パインやメロンを食べて、舌がピリピリする理由の一つに、

たんぱく質分解酵素

があります。

メロンには”ククミシン”、パイナップルには”ブロメリン(ブロメライン)”というたんぱく質分解酵素が含まれていて、

口の中や舌のまわりの粘膜をカバーしているたんぱく質を分解して溶かしてしまいます。

たんぱく質を溶かされ、あらわになった舌や口腔内の粘膜が、酸味などの刺激に反応してピリピリ、チクチク感じてしまうのだそう。

たんぱく質分解酵素には、消化を助けてくれたり、お肉をやわらかくしてくれたりと、いいとこもあるんですけどね。

いがいがする原因その2

私が気付いていたこと、それは熟れ過ぎたメロンを食べるといがいがしやすい、ということ。

食べ頃を過ぎてしまったメロンは、エタノールなどの揮発性物質が作られるので、それらの物質が口の中を刺激してしまうことがあるんだそうです。

舌がピリピリした感じがした原因としては、メロンは成熟過程で揮発性物質(エタノール、酢酸エチル、炭酸ガスなど約50種類)が生成されるので、成熟が進んだものを食べた場合、これらの物質が口の中を刺激することが考えられます。
農林水産省HPより

電気メロン、とか呼ばれてるそうですよ。(電気ウナギみたい…)

この間イガイガしたのは、完熟カットパインだったんですけど、それについてははっきりとした答えが出せず…。

熟れ過ぎによる発酵などが原因なのかも?

いがいがする原因その3

食物アレルギーは聞いたことある人も多いと思いますが、果物や野菜を食べた時に起こる《いがいがやピリピリ》は、口腔アレルギーの可能性もあります。

果物ではメロンやバナナ、イチゴ、サクランボ、桃や梨など、野菜ではトマトや人参、キュウリやセロリなどで発症する口腔アレルギー。

喉がイガイガしたり、口やのどが痒くなったり、鼻水や涙、腹痛やじんましん、最悪アナフィラキシーショック症状がでる場合もあります。

花粉症の10人に1人は口腔アレルギー症候群を発症しているのだとか!

その原因として、花粉のアレルゲンが特定の野菜や果物に含まれるアレルゲン(たんぱく質)と似ていることで、身体が勘違いして反応してしまうのだそう。(交差反応)

花粉症と交差反応する果物や野菜の例
シラカンバ・ハンノキ…リンゴ、モモ、ナシ、メロン、キウイ
スギ・ヒノキ…トマト
オオアワガエリ・カモガヤ…メロン、スイカ、トマト、ジャガイモ、玉ねぎ、オレンジ
ブタクサ…メロン、スイカ、ズッキーニ、キュウリ、バナナ
ヨモギ…人参、セロリ、トマト、キウイ

特に、キウイフルーツ、バナナ、モモはショック症状を起こすことがある果物といわれています。

スイカやバナナにもアレルギーがあるなんて…。

食べた後、のどが詰まったように感じたり、いがいがやむずむずした症状が続くようであれば医療機関で見てもらったほうがよさそうです。

スポンサーリンク

メロンやパイナップルのいがいがを解消する方法

たんぱく質分解酵素が原因のいがいがやピリピリは、唾液の分泌により15分ほどで解消されるといわれますが、嫌なものや嫌ですよね。

いがいが、ぴりぴりの解消方法としては、

・食べるのを止めて、口をゆすぐ
・熱い飲み物を飲む
・牛乳やヨーグルトを口に含ませる

という方法があります。

口をゆすぐのは、少しでも原因物質を洗い流してしまえ!という方法。

熱い飲み物は、ブロメラインなどのたんぱく質分解酵素が60℃以上の高温で変性するから。(メロンのククミシンは85℃~)

そしてたんぱく質を含む牛乳やヨーグルトを口に含むことで、たんぱく質分解酵素がそっちと結びつこうとするため、刺激を和らげます。

口をゆすぐ方法は、食べた直後じゃなかったので、いまいちはっきりと効果を感じず。

次回イガイガが発生した時は熱いお茶を飲もうと思います。( ・`ω・´)←牛乳嫌い

それでもメロンやパイナップルが食べたい!いがいが対策

いがいがするからって、メロンやパインを嫌いになれないのが切ないところ。

口腔アレルギーの場合はあきらめるしかありませんが、そうでないなら諦められない!

たんぱく質分解酵素が《いがいが》の原因な場合、加熱して食べる、という方法があります。

缶詰や酢豚のパイナップルでいがいがしないのは、加熱によって、酵素の活性が失われるから。

メロンは無理だけど、パイナップルならレンジで加熱して冷ませば食べられそうな気も…。

いやいや、やっぱりフレッシュな生でしょ!という場合、

たんぱく質分解酵素は未熟なうちは多く含まれ、ちょうど熟している時が一番少ないのだそう。

なので、食べ頃を見極める!というのが鍵ですね。

未熟なパインには針状結晶の「シュウ酸カルシウム」が多く含まれていて、これもピリピリの原因になります。

でもパイナップルは追熟しないので、ちょうど熟しているものを選んで購入するしかありません。

またメロンの場合、品種によって、ククミシンの有無が異なるようです。

私は網目の入っているマスクメロンや夕張メロンでイガイガすることが多くて、皮がつるっとしたバンビメロンではいがいがしたことないです。

(プリンスメロンはククミシンを含みます)

でもやっぱりマスクメロンが食べたいじゃないですか…(´;ㅿ;`)

なので、食べ頃をしっかり見極めて購入しようと思います!(熟しすぎや、見切りのカットメロン、カットパインは避けるように気をつけたいと思います)

メロンなどのいがいがについてのおわりに

今まで気のせいだとスルーしてきた、メロンやキウイなどによるいがいが。

私の場合、毎回症状がでるわけではないので、アレルギーではなさそうですが、花粉症なので油断はできないかも。

体調などによって症状の出方がかわるそうなので、気になる場合はアレルギー診断してもらったほうが安心かもしれませんね。

スポンサーリンク
コメントを残す

CAPTCHA


関連キーワード

ひよこさんのTwitterフォローしてね☆