ふわふわもこもこしたタオルの触り心地が好き!
キッチン用につかってるマイクロファイバーのふきんも、逆に水をはじいてるような…。
なぜ我が家のマイクロファイバータオルは水を吸わないの?
原因と対策を調べてみました!
マイクロファイバータオルは吸水性が高いといわれるのはなぜ?
マイクロファイバーとは、ナイロンやポリエステルを原料とした合成繊維の一種。
その繊維は、髪の毛の100分の1以下ほどの細さなのだそう。
(髪の毛じゃなくて枝毛かいw)
しかも、繊維の断面は普通丸いのに、マイクロファイバーの断面ってギザギザなの。
細い繊維の間にさらに隙間があるから、水分やほこりや熱をキャッチしやすい構造になってるんだって。
だから、マイクロファイバーは
・軽い
・吸水性が良い
・速乾性がある
・保温性が高い
・汚れをよく落とす
って言われてるんだね。
マイクロファイバーの手触りの違い
マイクロファイバーといっても、ふわふわもこもこと柔らかくて気持ちいい手触りのタオルや毛布もあれば、
柔らかいけど触ると引っ掛かるような手触りのふきんもあります。
これは生地を作る際に、
- 表面の繊維が輪っか(ループ状)になるように編まれているもの→パイル生地
- パイル生地の表面の繊維をカットしたもの→シャーリング生地
といった製法の違いによるもの。
ループ状のままのほうが、その分吸水性やほこりの吸着に優れるので、お掃除につかうマイクロファイバーふきんなどはパイル状のものが多いんですね!
マイクロファイバータオルが水を吸わない原因
最近の100円ショップの商品って、タオルやふきん類も可愛くておしゃれなので、つい買い揃えてしまいます。
ふわふわのタオル(左上)はキッチンの足回りに、ふきん(ミニタオル?)は、水道回りとか、シンクの上に飛んだ水分を拭き取るのに使っています。
シンク周りの水ハネって、放っておくとすぐ水垢になっちゃいますよね。
でもこれが、さっぱり水を吸わない。
吸水性高いって絶対嘘!と文句を言いたくなるくらい。
(↑こっちの綿のタオルのほうがよっぽど綺麗に水分を拭き取ってくれるんだけど。)
でも綿のタオルはすぐ”てろーん”となっちゃうし、見た目もマイクロファイバーのほうがふわもこで可愛いし。
私、もしかして、マイクロファイバーの使い方間違ってる?
そう思って調べてみたら…
- 乾いてる状態では水を吸い取りにくい
- 柔軟剤を使用すると吸水性が悪くなる
- 乾燥機を使用しない
あらー?あらら?
全部当てはまってる。(-"-)
ふきんのほうは、台拭きとして使ってるわけじゃないから、乾燥した状態で水分を拭き取ろうとしてるし。
そして我が家のドラム式洗濯機、洗濯だけだとタオルがゴワゴワに仕上がっちゃうので、乾燥機はマスト。
それに柔軟剤入り洗剤を使っちゃってる。
(ノ´Д`)< 私、マイクロファイバーの洗い方間違ってたー!!!
マイクロファイバータオルの洗い方や使い方のコツ
マイクロファイバータオルは、洗い方や使い方次第で、効果が全然違ってくるのだそう。
マイクロファイバーの洗い方のコツ
マイクロファイバーの極細繊維は、
- 洗濯ネットに入れて、洗濯機のソフトモードで洗う
- 熱に弱く傷みやすいので、乾燥機は使用しない。
ヒートテックなどの衣類にもマイクロファイバーが使われていて、乾燥機までかけちゃうと傷んで穴が空いたりしやすいんだとか。
我が家のマイクロファイバータオルとふきん、標準コースでガンガン乾燥機もかけてました…。
また、マイクロファイバーに限らず柔軟剤を使用すると、
繊維をコーティングして肌あたりをよく感じさせてくれる
ため、起毛しているタオル類に使用すると、繊維の隙間を柔軟剤が埋めてしまい、水を吸う余裕がなくなってしまいます。(結果、吸水性が悪くなる)
綿のタオルに比べて、速乾性の高いマイクロファイバータオルは、乾燥機を使わなくても自然乾燥で十分なので、風通しのよい場所での陰干しがベストなんだそう。
洗い方でマイクロファイバーの吸水性が変わるのが実験!
というわけで、普段使ってるマイクロファイバーふきんを食器用洗剤で手洗いし、陰干ししてみました。(確かに乾くのは普通のタオルより早いかも)
↑画像左のグレーだけ手洗い乾燥、右のブルーは普段通り乾燥機までかけたもの。
蛇口を止めようとしたときに、水道が濡れちゃうんですよね。(今回はワザと濡らしたの)
これを、まずは乾燥機かけたマイクロファイバーで拭き取り。
そう、こんな感じで、水滴が残っちゃう。
続いて、手洗いしたマイクロファイバーで拭き取り。
なーんだ、変わらないじゃない!(ノ´Д`)
…と思って、マイクロファイバーを持った手を蛇口に置いて離したら。
あれ?きれいに吸えてる!?
水滴がついてる蛇口に、
マイクロファイバーを押し付けて
離したら、
水分吸い取れてる!
オオ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ ット!!!!
(ノ´Д`)< 私、マイクロファイバーの使い方間違ってたー!!!
水分を拭いとるのではなく、吸収させるのね?!
マイクロファイバータオルの使い方のコツ
洗い方もあるけど、使い方にもコツがあったってことなんですね。
しかも、マイクロファイバーは繊維が細かすぎてとがっているので、肌をこすると傷めてしまいます。
手触りがふわふわしているからといって、マイクロファイバータオルで肌をごしごしこするのはNG!
髪の毛を乾かすときにも、髪を挟むように水分を吸わせたり、ターバン状に頭に巻くのが効率の良い使い方。
なので、クイックルワイパーにマイクロファイバーふきんを挟んで掃除すると、床の細かいほこりも綺麗に掃除できちゃうだって。
でも、カー用品のマイクロファイバークロスって、さっと拭き取るだけで水分しっかり吸い取ってくれるのとかあるよね?
あれってまたなんか違うのかなぁ…
マイクロファイバーを上手に使いわけ!
デザインは可愛いけど全然水を吸わないから、と思い込んで、入浴後のタオルは綿100%を使ってきましたが、
マイクロファイバーを上手に使えば、ドライヤーの時間も短くできるのだそう。
>>【マイクロファイバータオル2本セット】ハホニコヘアドライタオル