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お椀の蓋が取れない!お吸い物など、お椀の蓋に関する和食マナー

和食のお椀

和食、洋食、中華…。正式なマナーを身に付ける機会がなかなかない日常生活。

ふと「あれ、これはどうするんだっけ?」という事も多いですよね。

汁物のフタがくっついて取れない、取ったフタはどうする?

よくある和食での、お椀のフタの扱いについてのマナーを覚えておきましょう。

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お椀の蓋が取れない場合。取った蓋はどうするの?

よくあるのは出された汁物など、お椀の蓋がスッと取れない場合。

力任せにしては中身をこぼしてしまうことになりかねません。

お吸い物など、お椀の蓋が取れない場合は、お椀を左手親指側と人差し指側で挟むようにつかんで少し力を入れ、右手でお椀の蓋を端からずらすように取ります。

お椀の中に熱いものをいれた場合、中身が冷めてくるとお椀内の気圧と外側の気圧が変わってしまうからだそう。

お椀を掴んで形を歪ませることで蓋とお椀の間に隙間を作り、外気をお椀の内側に入れてあげるイメージで外してください。

取った蓋には水滴がついている場合があるので、外した蓋はお椀の縁側で縦にして水滴をきり、裏返して右側(膳がある場合は膳の外側)に静かに置きます。

蓋を取る場合は、お椀を傷めてしまう場合があるので、力を入れすぎないこと。
取れないかも、と思ったら、無理をせず仲居さんにお願いしましょう。

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蓋が取れにくくなる前に、運ばれてきたお椀はすぐ蓋を外して、熱いうちに美味しく頂きましょう。

ちなみに、蓋が問題なく取れる場合も、片手で蓋を取るのはNG。
必ずもう片方の手をお椀側に添えて取りましょう。

食べ終えた後の蓋は戻す?戻さない?

食後のお椀の蓋はどうするのが正しいのでしょう?

食べ終えた事が配膳する方にわかるようにと、お椀に蓋をひっくり返した状態で乗せるのは、マナー違反。
漆塗りの高級なお椀などはせっかくの塗りを傷めてしまいます。

お椀に立てかけるのも当然NG、少しずらして蓋をする必要もありません。

正解は…

出てきたときと同じように、お椀に蓋を戻す、です。

また、貝のお吸い物などは蓋を小皿代わりにして、貝を乗せて身を食べても大丈夫ですが、食べ終えた後の殻は器に戻すのがマナーです。

まだまだ奥が深い和食マナー

今回の作法は和食のマナーとして、実は一般常識程度のレベル。

お椀は両手で持つのがマナーですが、その際の箸の持ち方など、普段ではなかなかそこまでのマナーが求められない為、覚える機会がないのも現状。

最低限のマナーとして、お椀の蓋が取れない場合の方法、蓋の扱い方だけでも覚えておくと、普段の食事でもスマートにできます。

美味しい食事をきれいにいただくためのマナー。
和食は、ユネスコ無形文化遺産に登録されてから、世界的にも更に注目されています。

まずは基本から、ぜひ身に付けてみてくださいね!!

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