新潟県上越市の高田公園は、徳川家康の六男、松平忠輝の居城としてつくられた巨大な平城、高田城の跡地を整備したもので、その周辺も含めると現在約4,000本の桜が花を咲かせます。
高田城周辺では桜の時期にあわせて約3,000個のぼんぼりが灯り、「日本三大夜桜」の一つと称されます。
桜の開花にあわせて開催されて開催される高田城百万人観桜会は、毎年多くの人出となります。
そこで今回は…
✔高田城の桜の見頃時期は?
✔高田城百万人観桜会の期間は?
✔上越の夜はまだ寒い!おすすめの服装は?
✔人気の撮影スポット
などをまとめてご紹介します^^
高田城の桜はいつが見頃?観桜会の期間
高田城(高田公園)は、新潟県上越市にあります。
縦に長い新潟県では、場所によって開花時期に差があり、新潟市より南に位置する上越市では、桜の開花が早く、例年4月上旬に開花宣言が発表されます。
日本三大夜桜と称される高田城百万人観桜会も、例年4月上旬~中旬での開催。
第93回 高田城百万人観桜会
開催期間:平成30年4月6日(金)~22日(日)
ライトアップ時間:(公園内)日没~21:00(最盛期は22:00まで)予定
※高田城三重櫓のライトアップは18:00~22:00。
その年の気候にも左右されますが、例年4月10日~15日頃に満開を迎えていますので、4月上旬には開花情報と天気予報をこまめにチェックしておくのがおすすめです。
観桜会の開催期間中は、ステージイベントなどで賑わい、300以上の露店が軒を連ね、お祭り気分を味わえます。
高田城へのアクセス
高田公園(高田城)はJR信越本線「高田駅」から歩いておよそ15分ほどに位置します。
高田公園(高田城)
住所:〒943-0835 新潟県上越市本城町6−1
車でのアクセスも多い為、観桜会の開催期間中は臨時駐車場が開設されるほど。
桜の最盛期は、高田駅からシャトルバスもでますよ♪
駐車場の混雑やシャトルバス
高田城百万人観桜会の開催期間中は、桜の開花を待ちわびた大勢の人で賑わい、当然ながら駐車場も混雑します。
高田公園の極楽橋入口前の道路は、桜開花後の土日(10時~21時)は車両通行規制がかかるので注意しましょう。
臨時駐車場(第1~第9)が増設されますが、土日のみor日曜のみの開設となるところ、シャトルバスの有無、駐車料金などが臨時駐車場によって異なります。
※第1・第2・第3駐車場については有料(協力金500円/台)、その他(第4~第9)の臨時駐車場は無料。シャトルバスは1回200円(小・中学生100円、小学生未満は無料)の予定。
駐車場をぐるぐる探して、結局遠くの駐車場から結構な距離を歩くことになった、という観光客の方もいらっしゃるので、駐車場の場所とシャトルバスの運行ルートをチェックしておくと安心。
上越市観光コンベンション協会のHPにて、高田城百万人観桜会の駐車場やアクセスマップをダウンロードできますので、お出かけ前に印刷しておくと便利です。
上越市観光コンベンション協会HP
http://www.joetsu-kanko.net/
高田城の夜桜の服装は?おすすめ屋台グルメ
上越市観光コンベンション協会HPでは、天気予報と予想気温も確認することができます。
4月になったとはいえ、まだ昼夜の寒暖差があり、日中ぽかぽか陽気でも夜は上着が必要なほど冷え込むことも少なくありません。
実際、朝晩は暖房器具がまだ必要な季節ですので、夜桜を楽しむためには、寒さ対策は必須!
がっつり冬物コート、というまではいきませんが、春コートでは少し寒いかもしれません。
持ち歩きしやすい、ライトダウンジャケットを携帯するか、スプリングコートならライナー付き、トップスはシャツよりはセーターのほうが夜の冷え込みをカバーしてくれそうです。
日中が暖かいので、セーターもあまり厚めだと汗ばむかもしれません。
トップスを軽くする場合は、使い捨てカイロを携帯するのがおすすめです。
おすすめ!人気の屋台グルメ
高田城百万人観桜会では、たくさんの露店が出店します。
おすすめは新潟名物のポッポ焼き。
恥ずかしながら、最初はイカ焼きだと思ってました…(/ω\)
黒砂糖を使った、長細いパンのようなお菓子です。
蒸気パンともいいますが、蒸しパンではないのだそう。
だけど、もちもちした食感で、黒糖の優しい甘さが美味しくて屋台も行列に!
花より団子なんていいますが、屋台はけっこうどこも行列になります。
全部の食事を屋台で揃えようとすると、数人で手分けしないと時間がかかってしまうため、おにぎりなど簡単なお弁当を用意しておいて、数品を屋台で購入するといいかもしれませんね^^
※ゴミは持ち帰りです!
高田城の桜おすすめ撮影スポット
天守閣をもたなかった高田城。城内で唯一の櫓といわれる三重櫓が天守の代わりを果たしたのだそう。(現在の櫓は、1993年に復興されたもの)
この三重櫓(さんじゅうやぐら)がお堀の水面に映る様がとってもきれいなので、西掘橋から極楽橋までは人気の撮影スポットとなっています。
また、西堀橋から左側(極楽橋と逆方向)の芝生広場もビュースポットとして紹介されています。
さらにさくらロードに進むと、ライトアップされた桜のトンネル!
アメブロを更新しました。 『高田公園の桜 さくらロードとしだれ桜』 #高田公園 #日本三大夜桜https://t.co/VEbQTA85ML
— あきじゅん (@akijun5) 2017年5月14日
さくらロードの先にある枝垂れ桜も見事です。
混雑がすごいので、人が写り込まないように撮影するのが難しい…。
比較的人が少ない時間帯は?
綺麗な桜はやっぱり写真に収めておきたいと思うところ。
でも混雑時は、人が写り込まないように撮影するのが大変。
お堀周りは大丈夫ですが、さくらロードやしだれ桜は難しいことが多いんですよね。
比較的人が少ない時間帯はやっぱり早朝、そして日中。
夜桜の場合は、天気が良くない日はやはり人出も少なくなります。(雨が強い日は傘で結局見えづらくなりますが…)
夜桜も混雑のピークは19時~20時頃になりますので、ライトアップ終了間際のほうが、比較的人は少ないかもしれませんね。
おわりに
私は、桜自体を見るなら日中のほうが断然好きなんですが、高田公園の夜桜はライトアップがきれいなのと、三重櫓と水面に映る桜のコラボが素晴らしいのでおすすめ。
高田公園では7月下旬~8月中旬にかけて、蓮が見頃を迎えるそうなので、そちらもいつか見に行ってみたいです!