水が豊かな熊本には、川遊びスポットが豊富にあります。
今回ご紹介するのは、熊本地震から約2年ぶりに観光再開がされ、再び人気を集めている菊池渓谷。
「日本森林浴の森百選」・「日本名水百選」・「日本の滝百選」・「水源の森百選 」などに選ばれている美しい避暑地です。
菊池渓谷へのアクセスや駐車場、BBQやキャンプ場の施設などはどうなっているのでしょうか?
子供と一緒に楽しむことができる水の駅や川遊びスポットもあわせてご紹介します^^
菊池渓谷へのアクセスと駐車場、料金や営業時間は?
熊本県菊池市にある菊池渓谷。
夏は天然のクーラーといわれるほど、川に流れる冷たい水が涼しく、人気の避暑地となっています。
菊池渓谷は熊本市内(国道3号線~国道387号線経由)からおよそ1時間ほどの距離に位置します。
九州自動車道を利用する場合は、植木インターから(県道53号線~国道387号線経由)およそ50分ほど。
阿蘇方面からアクセスする場合は阿蘇駅からおよそ40分
阿蘇熊本空港からアクセスする場合は、国道325号線経由で1時間かからないほど。
路線バスなどを利用して菊池渓谷へアクセスするには、熊本市内から菊池市(菊池温泉)まで熊本電鉄の路線バスを利用し、予約制の「きくちあいのりタクシー」、「きくち便利カー」を利用するといいでしょう。
菊池渓谷の駐車場は無料?有料?
菊池渓谷の駐車場は、有料の第一駐車場(90台)と第二駐車場(55台)、無料の第三駐車場(20台)と中央駐車場(300台)があります。
渓谷入口に一番近いのは第一駐車場で、200円の有料となっています。(第二駐車場も同料金)
それでも入口からは200mほど離れていますので、荷物が多かったりする場合は入口ゲート前の乗降場で同乗者を先に降ろしてもOK。
一番広い中央駐車場は、傾斜のある道のりを30分以上歩く必要があるので、歩きやすい靴でのおでかけがおすすめです。
ハイシーズンには無料駐車場と入口を結ぶシャトルバスが運行されることがあるようです。
菊池渓谷の入場料と営業時間は?
菊池渓谷への入谷には、高校生以上は1人100円の維持管理協力金が必要です。(遊歩道入口近くに収受所があります)
菊池渓谷の美しい自然を維持していくために必要な活動費になっています。
4月~11月の営業時間は8時30分~17時まで。キャンプ不可です。
(12月~3月の間も入場はできますが無人となっています)
菊池渓谷はシーズン中であっても、雨量が多い場合などは立ち入り禁止となることがありますので、事前に状態を確認しておきましょう。
菊池市役所観光課(0968-25-7223)・菊池市観光協会(0968-25-0513)・菊池渓谷HP
菊池渓谷で川遊び。子供は泳げる?犬は連れていける?
菊池渓谷には複数の滝や瀬があって、流れが緩やかな浅瀬では足をつけることもできます。
濡れてもいいような服装や滑りにくいビーチシューズがあると便利。
ただし、遊泳は禁止となっています。
流れが速い場所もあり、流されると滝つぼへ落ちてしまうため、浅瀬や流れが緩やかなところでも子供から目を離さないように注意が必要です。
犬・ペット連れ込みやBBQはできる?
ペットと一緒におでかけしたい方も少なくありませんし、ペット対応の施設も増えつつあります。
ですが、菊池渓谷は第一種特別地域の自然休養林に指定されているため、如何なる場合でも犬、猫などのペットの連れ込みは禁止されています。また、同理由でバーバキューも禁止です。
お弁当などを持ち込んで川辺で食べたりするのはOK。熊本の名産、すいかやメロンなどを冷やしている光景も見られます。
ですが、綺麗な環境を維持するためにもゴミは持ち帰り、草木を傷つけないようにしましょう。
菊池渓谷の散策に必要な時間は?
菊池渓谷には川沿いに遊歩道が整備されているので、マイナスイオンをたっぷり浴びながらの散策がおすすめ。
2種類の散策コースがあり、短い癒しコースは往復1km・約30分。
一番長いマイナスイオン満喫コースは往復2km・約1時間かけて、四十三万滝や広河原までを散策できます。
途中途中に休憩舎やトイレがあるので安心です。
菊池渓谷水の駅ならBBQやそうめん流しも!
菊池渓谷ではマイナスイオンを浴びながらの散策がメインとなっています。
小さいお子様なら冷たい川に足をつけるだけでも楽しめると思いますが、小学生ともなるともっとハードに遊んだりBBQができるほうが楽しめますよね。
菊池渓谷から約6km離れた場所にある、菊池渓谷水の駅は、ゴーカートや大人でも楽しめる本格アスレチック、人気のスラックラインを楽しめるレジャー型複合施設となっています。
施設内では流しそうめんやBBQもできるほか、釣り堀で釣った魚をその場で塩焼きやからあげにしてもらうこともできますよ。
川遊びならふれあいひろば大場堰がおすすめ!
菊池渓谷の下流にある「ふれあいひろば大場堰(おおばぜき)」は天然の川プールがあって、子供たちが泳いだりできる、隠れた人気スポット。
菊池渓谷から下流方面、水の駅を過ぎて左折し、菊池渓谷温泉岩蔵さんを過ぎた左側に、木々に囲まれた千畳河原大場堰(せんじょうがわらおおばぜき)があります。
入場には管理協力金として、1人100円必要ですが、トイレや水道、簡易更衣室も有り、BBQ(別途支払い要)もできるようになっています。
お問い合わせ先TEL:原井手管理委員会(0968-27-0477)
高さ7mの吊り橋から飛び込むのがお楽しみですが、浅いところもあるので、小さな子供でも大丈夫。
ただし、急に深くなっているところなどもあるので、ライフジャケットや浮き輪があると安心です。
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おわりに
熊本県菊池市には他にも菊池温泉や、七城メロンドーム、菊池公園といったおでかけスポットの他、ホタルの里やきくち夏まつりなど楽しいイベントもたくさん!
夏休みにはとっておきのおでかけスポットです。
また、夏の菊池渓谷は涼を楽しむ場所としておすすめですが、紅葉も人気。
菊池渓谷の紅葉は11月上旬~中旬頃に見頃を迎えるそうですので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね^^