大河ドラマ「西郷どん」で注目を集める鹿児島の観光スポット。
オープニングロケ地として採用された、大隅半島にある「雄川の滝」はエメラルドグリーンの滝つぼが人気で、多くの人が訪れています。
とはいっても以前は秘境とまでいわれ、車がなくてはアクセスが難しい場所。
大河ドラマの放送期間にあわせて、雄川の滝と、九州最南端の佐多岬をバスで巡ることができる観光周遊バスが期間限定で運行されています。
周遊バスの運行期間や乗り方、料金などをまとめてご紹介します。
鹿児島の雄川の滝、佐多岬へ行ける期間限定観光バス!
大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで使われている滝は、南大隅町にある雄川の滝。
そして、南大隅町の観光地といえば、本土最南端・佐多岬。
この二ヶ所の観光地をバスで回れちゃう、便利な観光周遊バスが4月1日より運行開始されているんです!
その名も《佐多岬・雄川の滝を巡るバス旅》。
観光周遊バスのコースと運行期間
佐多岬・雄川の滝を巡る観光周遊バスは、根占港を出発し、佐多岬 → 伊座敷商店街(ランチ)→ 雄川の滝をまわって再び根占港へ戻ってくるコースとなっています。
指宿港からの高速船なんきゅう10号に接続するため、鹿児島市内からのアクセスもできます。
指宿港を9:10発(高速船)→根占港を9:40に出発。
帰りは16:00根占港発(高速船)→指宿港に16:30着。(冬期は15:30→15:50)
佐多岬で1時間、伊座敷商店街で1時間、雄川の滝で1時間半(冬期は1時間)の自由時間がありますが、佐多岬も雄川の滝も駐車場からは20分ほど歩きますので、あまりゆっくりはできないかも…。
歩いた先にあるのは美しい景色だけ!
佐多岬・雄川の滝を巡る観光周遊バスの運行期間は、平成31年3月31日までの予定となっています。
雄川の滝&九州最南端へ!観光周遊バスの料金、予約は?
佐多岬・雄川の滝を巡る観光周遊バスは、指宿港からの高速船なんきゅう10号と接続していますが、高速船の料金はセットになっていません。
(高速船なんきゅう10号の料金は後述します)
周遊バスの料金は中学生以上が2,500円、小学生は1,250円、小学生未満は無料となっています。
バスの最大乗車定員は25名です。
周遊バスに予約は必要?問い合わせ先は?
佐多岬・雄川の滝を巡る観光周遊バスは、佐多交通・二川交通が運行する一般乗合バス。
よって予約はできないとありますが、バス会社さんに伺ってみたところ予約してもいいですよ、との事。
必ずしもではありませんが、事前に問い合わせしてみてもいいかもしれませんね。
佐多交通(電話0994-26-0128)
二川交通(電話0994-24-2763)
ちなみに、2018年のGWはまだ認知も浅く、定員オーバーになることはなかったそう。
ただし、高速船は天候などで欠航になる場合もありますし、雄川の滝は雨や放水などで水量が多いと濁ったりして、あのエメラルドグリーンを望むことができないので、事前に予約しても絶景が見られるかどうかは運次第。
また、通行止めなどもありますので、最新状況などは確認しておいたほうがよさそうです。
南大隅町観光課(電話0994-24-3115)
指宿港への行き方。高速船とフェリーの違い、時刻表や料金は?
薩摩半島側から、佐多岬・雄川の滝を巡る観光周遊バスに乗るためには、まず指宿港へ行く必要があります。
指宿港へのアクセスは、鹿児島市内から南へ車でおよそ1時間半ほど。(時間帯や出発点で異なります)
有料の指宿スカイラインもありますが、海沿いの下道で行くのが眺めもよくて一般的です。
鹿児島空港や遠方からアクセスする場合は高速&指宿スカイラインを利用したほうが早いでしょう。
電車を利用する場合、JR鹿児島中央駅「指宿・枕崎線」で指宿駅まで快速約60分。
指宿駅から指宿港まではタクシーで5分くらいの距離です。
高速船とカーフェリーの違い、料金や時間は?
指宿から大隅半島へ渡る船には、高速船なんきゅうとフェリーなんきゅうがあります。
観光周遊バスを利用する場合は、指宿港からでている高速船なんきゅう10号を利用します。
高速船なんきゅう10号の料金は中学生以上1,000円、小学生以下500円。
小学生未満は大人1名につき1名まで無料となっています。
高速船の所要時間は約20分。(夏期・冬期ダイヤあり)
ただし、観光周遊バスの運行期間は平成31年3月31日までの予定となっていますので、運行終了後はレンタカーを利用したほうが観光には便利です。
指宿方面から車(レンタカー)で移動する場合は、フェリーなんきゅうを利用するのがおすすめ。
フェリーなんきゅうの乗り場や料金は?
フェリーなんきゅうは指宿港よりさらに南側にある、山川港に乗り場があります。(指宿駅から車で15分ほど)
フェリーなんきゅうの料金は大人(中学生以上)700円、小学生以下は400円。
小学生未満は大人1名につき1名まで無料となっています。
車は長さによって料金が異なりますが、3m以上で2,800円~。(運転手1名込み)
フェリーなんきゅうは基本先着順の乗船となりますが、一般車については予約することができるようになっています。(台数制限あり・お盆や正月、大型連休中は予約不可)
GW期間中は早めに到着しておかないと、人は乗れるのに車は乗れない、という場合もあるので要注意です。
また、外洋に近いこともあり、高波などで欠航になることも少なくありません。
事前にHPにて運行状況を確認しておきましょう。
ちなみに、フェリーなんきゅうの所要時間は約50分ですが、船内には売店や自動販売機、うどん販売などはありません。
おわりに
私が佐多岬に行ったのはかなり前のことで、事前にリサーチすることもせず、陸からぐるっと車でドライブ。
帰りはほんと疲れました。タイムスリップして教えてあげたい気分(笑)
指宿も観光地は沢山ありますし、温泉も旅館も多いので、前泊するのもいいですよね!
じっくり計画をたてて、楽しい鹿児島観光を満喫してくださいね^^