中津城といえば、2014年放映のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で脚光を浴びた観光スポット。
放映当時は観光バスが詰めかけるなど混雑を極めていましたが、今ではゆっくり観覧することができます。
桜の開花にあわせて、中津城へ行ってきました!
中津城の魅力とおすすめポイント、アクセスや駐車場情報をまとめてご紹介します^^
中津城へのアクセスと料金
中津城は、豊臣秀吉の軍師・黒田官兵衛によって築かれ、細川忠興が完成させた城で、堀には海水が引き込まれているため、今治城(愛媛県今治市)、高松城(香川県高松市)と並び日本三大水城の一つとされています。
黒田官兵衛の城、というイメージが強い中津城ですが、1717年(享保2年)から1871年(明治4年)までの間、中津を治めた奥平家の城でもあります。
しかしながら、廃藩置県の際にほとんどの建造物が破却され、残された御殿も西南戦争の際に焼失。
1964年(昭和39年)に旧藩主奥平家が中心となり、市民らの寄付を合わせて建てられた模擬天守(奥平家歴史資料館)は鉄筋コンクリート構造で、外観は萩城天守をモデルとしているそうです。
中津城
〒871-0050 大分県中津市二ノ丁本丸
JR中津駅からは徒歩で15分~20分ほど。タクシーなら中津駅北口から700円ほど。
駐車場が無料なので、車でのアクセスがおすすめです。
中津城の入城料金と開門時間
中津城周辺は高い建物もないので、天気の良い日は天守閣から360度中津市内や周防灘を眺める事ができて気持ちいいです。
入城料 大人400円(高校生以上) 子供200円(未就学の乳幼児は無料)
シルバー割引 77歳以上無料(窓口で年齢が確認できるものを提示)
中津市民割引あり。(窓口で住所が確認できるものを提示)
中津城からほど近い「福澤諭吉旧居・福澤記念館」との共通チケットは大人600円、子供300円とお得になっています。
開門時間は午前9時 〜 午後5時、年中無休なんだそう!
中津城の駐車場
中津城は駐車場がなんと無料!
黒田官兵衛史料館から階段を降りたところにある駐車場(第2駐車場?)には数台分のスペースしかありませんが、中津神社の鳥居をくぐった先にある中津城公園前の広場が第1駐車場となっています。
舗装されておらず、線なども引かれていませんが、80台近くは駐車できそうな広さです。
二の丸公園側の駐車スペースは、以前は観光バス専用だったようですが、現在は第3駐車場として、普通車の利用が可能となっています。
こちらも舗装はされていませんが、線引きはされていて、50~60台ほどは駐車できそうです。
中津城で桜花見!おすすめの見どころは?
2018年の花見シーズン、大分は九州でも桜の開花が遅めで、中津城周辺は3月30日に満開状態となっていました。
中津城は桜と一緒に写真を撮るのが難しくて、正面からなんとか桜の枝とコラボ。
右側にあるのが、黒田官兵衛史料館(無料)。
天守閣には以前入城したことがあるので、今回はお堀側へ。
こじんまりとしているんですが、黒壁とシルエットがかっこいい。
黒田官兵衛によって作られた石垣と、細川忠興によって作られた石垣の違いが判るのもおもしろい。
潮が引いている時間帯ということもあって、水城としての迫力には欠けますが、いつも仲良くしているガチョウと鴨にほっこりさせられます。
(くちばしの上にこぶがあるのでガチョウ。アヒルじゃないですよ^^)
お堀をぐるっと中津川のほうに進むと、中津城ビューポイントなるものがあります。
私は二の丸公園側からみたほうが好きですけど、ここから見ると、なんでそうなってるの?とちょっと驚きます。
ぜひチェックしてみてくださいね♪
お堀まわりには桜がないので、隣の二の丸公園から。
どうしても電線が入ってしまうのが残念。
かといって、奥に進むとお城が隠れてしまう…。
橋のふもとあたりまで進むと、なんとか天守閣と桜を一緒に撮影することができました。
4月3日にはやや桜吹雪となっていましたので、見頃は5~7日間ほど。
周辺を散策すると、ところどころに桜があったり、からあげやさんがあったり。
中津城からすぐ近くの南部公民館裏にある2本のしだれ桜もなかなか見事です。
天守閣から桜スポットを見つけて散策するのも楽しいかも!
中津城周辺ではお弁当を購入できるようなお店やコンビニが近くにありません。(ちょっと歩きます)
桜の時期も出店はないので、お花見する場合は事前に食べ物は用意しておきましょう!(自動販売機はあります)
二の丸公園にはベンチがありますが、レジャーシートを持っていった方が便利です♪
おわりに
中津城周辺は、城下町の雰囲気が残る街並みがところどころにあって、徒歩で散策するのもいいですが、中津駅の観光案内所で無料のレンタサイクルもできます。
ちなみに、おんせん県大分とはいいますが、福岡寄りの中津には温泉の雰囲気はまったくありません(笑)
ただ、からあげの聖地と呼ばれるだけあって、いたるところにからあげ屋さんが点在しています。
食べ比べしてみるのもいいかもしれませんね^^