一年中欠かせないUVケアですが、紫外線量が増える季節は、日焼け止めがなくてはならない存在。
特にレジャーやおでかけなど、一日中屋外で過ごす場合は、日焼け止めのこまめな塗り直しが必要になります。
でも、腕や足の塗り直しはそのまま日焼け止めを重ねて塗ればいいけれど、メイクをしている顔はどうやって塗り直しすればいいの?
ファンデーションの上から乳液タイプの日焼け止めとか塗っちゃったら、崩れちゃう!
というか、なんで日焼け止めはこまめに塗り直す必要があるの?
日焼け止めの塗り直しが必要な理由
日焼け止めを購入する時に、選び方の目安にもなるSPFやPAといった値は、その日焼け止めを【1㎠あたり2mg塗った】場合に得られる効果指数。
けっこうな厚塗りをして得られる数値なんです。
そんなに塗れてる人ってそういないと思うし、厚塗りしたとしても、汗をかいたり肌が擦れたりすることで、日焼け止めの効果が薄れてしまいます。
見えなくても、肌の表面は汗をかくし、皮脂の分泌も避けられない。
また、顔を手で触ることも多いし、汗を拭いたり、服やバッグ、人や物に触れることで日焼け止めが擦れてしまうことも。
そのため、汗をかきやすい環境や外出時では2~3時間おきに、空調されているデスクワークなどではお昼に一度、日焼け止めを塗り直したほうが良いと言われています。
SPF50の日焼け止めでも塗り直しが必要?
日焼け止めに記載されているSPF値とは、紫外線B波によって肌に炎症が起こるまでの時間を遅らせる目安。
何もせずに紫外線を浴びると、大体15分~25分ほどで皮膚の炎症が起こり始めるとされています。(肌に炎症を起こすのは紫外線B波)
SPF1の日焼け止めなら、紫外線B波が肌に炎症を起こさせる時間を15分~25分ほど遅らせることができる、という防御力の目安となる数値なんですね。
SPF50の日焼け止めなら、15分~25分×50なので、紫外線B波による肌の炎症開始時間を約12時間~20時間ほど遅らせることができる目安になる…
じゃあ、SPF50の日焼け止めを使えば12時間は塗り直ししなくていいのでは?
と考えるのは危険!
肌の炎症が始まる時間には個人差があるといいますし、先にお話ししたとおり、日焼け止めの効果を数値通り得られるほど厚塗りする人はそうそういないと思います。
汗や皮脂などで日焼け止めが落ちたりムラになったりすると、数値通りの効果は得られないし、
そもそも炎症が始まってから日焼け止め塗っても遅いですよね?!
SPF値が高いからといって、長時間塗り直し不要で日焼け対策バッチリ!とはいかないんです。(;´Д`)
メイクしている時の日焼け止めの塗り直し方
手足に関しては、日焼け止めの塗り直しってそんなに難しくは感じませんよね。(実際はちゃんと塗れてない人が多いといわれるけど)
問題は顔。
メイクしてる時の日焼け止めの塗り直しって、どうしたらいいのか迷う人も多いようです。
化粧を一旦をオフするのか、メイクの上から重ね塗りするのか。
日焼け止めの塗り直し方には、以下のような方法があります。
メイクの上から日焼け止めを重ね塗り
屋外レジャーなどでなければ、元々のベースメイクで日焼け止めをしっかり塗れていれば、お化粧直しは日焼け止め効果のあるパウダーを重ねる程度でもOK。
化粧くずれの原因になるので、パウダーを重ねる前に、ティッシュで肌表面の汗や皮脂を軽く拭き取っておきましょう。
肌へのダメージを気にされる方には、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めパウダーもありますよ。
楽天1位受賞の日焼け止めパウダーがこちら>>ノンケミカル/SPF50/PA++++天然ミネラル100%!日焼け止め
メイクを落として日焼け止めを塗り直す
メイクの上から、乳液やクリームタイプの日焼け止めを重ね塗りするのは困難ですよね。
化粧崩れが気になる場合などは、お昼休みなどで、メイクを一旦落としてから化粧直しする際に日焼け止めを塗り直します。
ポイントメイクはそのままにして、ベースメイクだけをメイク落としシートやクレンジングミルク、あるいは乳液をコットンに含ませて落としていきます。
クレンジングを使った場合、ベタつきが残ったり、肌が乾燥したりするので、拭き取り化粧水や乳液で肌を整えてから、日焼け止めを塗り直し。
その上から普段通り、化粧下地→ファンデーションと重ねます。
日焼け止め乳液をコットンに含ませてベースメイクを落としてしまう、という方法もありますが、乾燥しがちな方は保湿不足になってしまうこともあるので、注意しましょう。
日焼け止め独特のイヤなにおいがしない乳液?!>>そせいサンプロテクトミルク〜保湿力・毛穴カバー力抜群の日焼け止め乳液♪紫外線吸収...
メイクの上からスプレータイプの日焼け止めはOK?
ファンデがよれるのもいやだし、かといって化粧落としするほどの時間はない…
私もそう。
化粧崩れしやすいけど、美容部員でもないのにお昼休憩にメイクをオフして塗り直して…なんてとてもじゃないけどやりづらい。
そこで気になるのが、スプレータイプの日焼け止め。
注意しなくちゃいけないのが、スプレータイプの多くが、顔への直接スプレーがNGということ。
顔に塗る場合は、手の平などにスプレーしてから、という注意書きがあるものが多いので、選ぶ際には注意が必要。
顔全体にスプレーしてしまうと、目や唇など、粘膜を刺激してしまう可能性や、日焼け止め成分を吸い込んでしまう危険性があるからです。
メイクの上から日焼け止めを塗り直したいという場合は、顔へのスプレーOKとなっているタイプを選びましょう。
顔用の日焼け止め>>【クーポン利用で10%OFF】紫外線予報 メイクを守るUVスプレー SPF50+...
スプレーする際は、目と口はしっかり閉じて、また、まわりに人がいない場所を選んで使用しましょう。
メイクの上から塗れるスティックタイプ
パウダー、ミルク、スプレーなどの日焼け止めを追うように登場したのが、スティックタイプ。
メイクの上から直接塗れて、日焼け止め独特の嫌な匂いがしない、と注目されているアイテムです。
|
持ち歩きしやすい、白浮きしない、そして、服などにこぼしたり付いたりする心配がないというも人気の理由のようですね!
メイクと日焼け止めの塗り直し、いかがでしたが?
顔の日焼け止めは一番気にしているところだし、かといって夏のレジャーは外せないですよね。
メイクしてても上手に日焼け止めの塗り直しができるように、参考にしていただけたら嬉しいです。(*´˘`*)
紫外線対策ももちろんですが、肌へのダメージを回避するには、保湿が重要!
湿気が多くて汗もかきやすい季節ですが、日焼け止めを塗る前、落とした後の保湿ケアもしっかり行いましょうね!