年明け早々、屋久島に行ってきたのですが、今まで利用していた高速船ではなく、福岡から直行便の飛行機を利用してみました。
屋久島への行き方は、飛行機、船がありますが、鹿児島までの移動手段には更に新幹線やバス、車の利用ができます。
福岡から屋久島へのアクセスは、どの方法がいいのか、速さ、快適さ、安さを踏まえて調べてみました!
福岡から屋久島へのアクセス比較
今までは鹿児島県外(九州内)に住んでいても、高速船を使って屋久島へ行っていたので、今回もそのつもり(新幹線+高速船)のつもりでいたんですが、どうせ博多を経由するなら、飛行機で直行したほうが楽じゃない?と思い、移動手段の比較検討をしてみました!
5月25日出発の旅行と想定して、1ヶ月位前に予約するとどのくらいの料金や時間になるのか調べてみました。
料金(大人1名)や時間はあくまでも調べた時点のものですので、参考程度にご覧くださいね^^;
福岡空港から飛行機で~屋久島直行便~
何年前からかは忘れましたが、屋久島から大阪(伊丹)、福岡空港までは直行便があるんですよね。
飛行機=高い、という思い込みから、移動手段の選択肢を除外していましたが、割引を利用できれば、飛行機でアクセスするほうが安い!
屋久島への飛行機はJAC。日本航空(JAL)グループの航空会社なので、早めの予約がお得になる先得割引があります。
スカイチケットで料金検索してみると、株主優待割引も。(自分が株主じゃなくても大丈夫♪)
福岡空港から屋久島空港までは、普通運賃が片道27,680円、ウルトラ先得なら片道10,880円ほど。
これなら飛行機を利用したほうが、移動時間も乗り継ぎも少なくて便利です。
【出発日を5月25日と想定した場合】
福岡空港発12:50ー屋久島空港着13:50
先得適用の往復料金が30,400円。
ネックなのは、屋久島への飛行機が1日1便ということ。
欠航になった時の振り替え便がない、というのはちょっと不安ですよね^^;
また、屋久島への到着時間も午後。(日によって違いますが、大体14時~15時前後)
旅行目的なら、できるだけ早く到着したいところですので、せめて10時台に出発の便が欲しいところです。
新幹線+高速船で屋久島へ~鹿児島経由~
福岡-鹿児島間の移動が、高速バスやリレーつばめだった頃を知る私にとって、九州新幹線の開通がどんなに便利に感じたことか(笑)
福岡から新幹線を利用して屋久島へアクセスする場合、鹿児島で高速船に乗り換える必要があります。
【出発日を5月25日と想定した場合】
博多発7:21ー鹿児島中央駅着8:58(さくら)
タクシーかバスで高速船ターミナルへ移動。(タクシーで約10分ほど)
10:20発の高速船で13:05に屋久島到着。
新幹線の料金は7日前までの「ネット早特7」で片道7,710円。(往復15,420円)
高速船は片道8,400円。(往復割引15,000円)
タクシー代が片道1,000円としても、往復で32,420円。
九州新幹線のJQカード(早特14)を使うと、新幹線代は片道7,000円、タクシーでなくバスを利用すれば往復でも500円くらいで収まると思うので、トータルで29,500円。
ネックなのは、早朝からの移動になることと、乗り換えの手間がかかること。
新幹線+フェリー屋久島2の利用はできる?
高速船より格安のフェリーもありますが、新幹線を利用して、屋久島行きのフェリーに乗るのは難しいです。
屋久島行きのフェリー屋久島2は8:30発。(1日1便)
同日(5/25を想定)の新幹線は始発が6:10だけど、つばめなので鹿児島中央駅発が7:58になってしまいます。
そこから改札をでて、タクシー乗り場に移動して、船のチケットを買って…私にはムリ!間に合わない!!
新幹線+フェリーを利用したいなら、前日夜には鹿児島入りしていたいところです。
その場合は新幹線のホテルパックを利用するのがお得かな♪
高速バス+高速船で屋久島へ~鹿児島経由~
とにかく安く済ませたい!移動の出費を減らして、現地でお金を使いたい!という場合、鹿児島までの移動手段は高速バスが安いです。
福岡~鹿児島を結ぶ桜島号は、片道4時間15分かかるものの、web早割なら片道4,000円。(日によっては3,500円)
【出発日を5月25日と想定した場合】
博多バスターミナル発6:35ー高速船ターミナル着11:14
12:00発の高速船で屋久島着が13:50。
高速バスはweb割引で往復8,000円。高速船が往復15,000円で、トータル23,000円。
高速バスだと、高速船ターミナルに停車するのがめちゃめちゃ便利。
熊本に住んでいた時は、高速バス(きりしま号)+高速船を使ってましたが、高速船ターミナルからすぐバスに乗れるのは楽でしたね^^
ネックなのは、渋滞に巻き込まれる可能性があること。連休は特に怖い!
夜行バス+フェリーを使う~鹿児島経由~
高速バスには夜行便があるので、前日の夜からの移動計画を立てれば、屋久島行きのフェリー屋久島2に乗船することができます。
博多バスターミナルを23:55に出発する夜行バスなら、翌6:17に高速船ターミナルに到着します。(フェリー乗り場まで徒歩数分)
これなら、8:30発のフェリー屋久島2に乗れそうです。(12:30屋久島着)
5月24日の夜行便はweb割引で5,000円。フェリー屋久島2は往復割引で8,900円。
帰りは夜行バスにする必要がないので、屋久島発13:30のフェリーに乗り、18:55発の高速バスを利用。(4,000円)
トータル17,900円。
ネックは、移動時間の長さと、どこでも寝れる!っていう人向けってことかな。
高速バス+貨物船~鹿児島経由~
鹿児島から屋久島へ、最安値での移動手段は「はいびすかす」を利用すること。
人も車も乗せるので、貨物船じゃなくてフェリーなんですけど、一般的に屋久島行きのフェリー、といったらフェリー屋久島2を指すため、あえて貨物船と言わせていただきました(ごめんなさい)。
はいびすかすは18:00に鹿児島(谷山港)を出発して、翌7:00に屋久島着。
そのため、5月25日に出発予定の旅行を立てると、屋久島への到着は26日になってしまいます。
鹿児島ー屋久島間の往復料金は6,600円。
高速バスと合わせても往復料金14,600円と最安値ではありますが、高速バス降り場(鹿児島中央駅)から谷山港までの移動を考えると、博多を9時~10時台のバスで出発する必要があり、移動時間はかなり長くなります。
車+フェリー(あるいは高速船)~鹿児島経由~
家族での旅行、友達同士複数人での屋久島旅行なら、鹿児島まで車で移動する、というのもアリですよね。
福岡ICから鹿児島ICまでは、平日ETC料金でも片道6,220円。
早朝に出発すれば、フェリー屋久島2の乗船も検討できます。
フェリー屋久島2ターミナルの周辺駐車場は、県営第5駐車場で3日間(72時間)4,200円。
あるいは行きは車+高速船、帰りはフェリー+車にしてみるのも楽しいかもしれませんね。
福岡から直行便の飛行機で屋久島へ!
とにかく移動時間を短くして!という希望だったのと、たまには飛行機に乗っていきたいという私の願望で、今回は福岡空港からの直行便を利用しての屋久島行き。
10月末に1月の予約をして、先得割引適用の往復35,100円。
14:20発の飛行機で屋久島着が15:20予定。
搭乗口は福岡空港の一番端っこ(笑)
ジェット機を後目に、屋久島行きのプロペラ機が止まっている奥のほうまでバスで移動です。
福岡でも鹿児島でも、飛行機の大きさって同じなのね~、とちょっと驚き。(逆光ごめんなさい)
もちろん大阪発も同じプロペラ機なんですが、そういえば屋久島空港の滑走路にジェットは無理ですもんね^^;
桜島上空!
けっこう揺れるかも(笑)
でもあっという間に屋久島空港到着です。やっぱり移動時間が短いのは楽!
帰りは屋久島発12:45、福岡着13:45の便。
行きと帰りの時間が逆のほうが嬉しいんですけど、島に住む人から見れば、このほうが便利なのかも。
旅行目的での福岡からのアクセスは、新幹線+高速船のほうがいいのかもしれませんね^^;
ずっと乗り物に拘束されるのがつらい方は飛行機がおすすめです。
ただし、屋久島行きの飛行機って欠航少なくないです。
整備が必要となった場合に、屋久島空港では対応しきれないので、鹿児島空港に引き返すこともしばしばですし、飛行機がこない=復路便は欠航、となり高速船へ変更するケースもままあります。
旅行後は仕事、絶対休めない、という方は飛行機が欠航するリスクが船より高いことを念頭においておいたほうがよさそうです。
福岡から屋久島へのアクセス手段・料金比較まとめ
条件等ありますが、一般的な割引料金で比較してみた結果です。
飛行機(直行便)往復料金30,400円
新幹線+高速船 往復料金32,420円
高速バス+高速船 往復料金23,000円
夜行バス+フェリー 往復料金17,900円
高速バス+貨物船 往復料金14,600円
移動が楽なのは飛行機、屋久島への到着時間が早いのは夜行バス+フェリー。
GW期間とお盆前後に増便される高速船(9:10発)を利用すれば新幹線+高速船での利用が一番到着が早いですね。
日程に余裕がある場合ははいびすかすの移動で、格安&早朝の屋久島入りができます。
おわりに
福岡周辺エリアから屋久島へのアクセス手段を比較してみましたが、割引条件や乗り換えの時間など、考えることも多くて難しいですよね。
福岡発のツアー(直行便or高速船利用)なら、予約手配も一発で済みますし、宿探しの手間も省けます。
宿泊先も必要な場合は手始めにツアーで計画を立ててみるのもいいかもしれません。
レンタカー付、オプショナルツアー付きのプランなど、個人手配とあまり料金が変わらない場合もありますので、チェックしてみてはいかがでしょう?
※記載の時刻・料金等は記事掲載時のものであって、あくまでも参考としてください。最新の情報につきましては、各施設へのご確認をお願いします。
※渋滞や事故などによる遅延は考慮していません。移動時間には余裕を持った計画をおすすめします。
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