6月~9月中旬にかけて旬を迎えるとうもろこし。最近では生で食べられるより甘い品種も増えてきました。
そうはいっても、もぎたての新鮮なものに限られるので、自宅でとうもろこしを食べる際は加熱してから食べる事が多いかと思います。
美味しい茹で方、手軽な電子レンジでの調理方法を覚えておきましょう!
とうもろこしの茹で方、美味しくなるコツ!
★水から茹でる方法
皮をむき、ひげをとったとうもろこしをお鍋に入れ、ひたひたの水から茹でます。
落とし蓋をするか、時々返しながら3分~5分茹であげたら、濃い塩水につけます(水1Lに対して大さじ2杯ほど)
★お湯から茹でる方法
沸騰したお湯で約5分茹でるとシャキシャキの食感に。この場合も後から塩水につけます。
※茹でるお湯(水)に塩は入れない!
茹でる際の水(またはお湯)に塩を入れてしまうと、浸透圧の関係でとうもろこしから水分が抜け、塩分が侵入してしまうので、ぷっくり茹で上がらず、水っぽくなってしまいます。
3分茹でて火を止めたら、直接塩を入れる方法もありますが、私は別で塩水を作って置いて、茹で上がりを浸すほうが手で触れる程度に荒熱を取れるので便利だなーって思ってます。
大き目のボウルか深めのバットで転がすように浸すといいですよ♪
皮もひげも付けたまま茹でる方法もありますが、茹で上がったアツアツの皮をむき、ヒゲをとるのはなかなか大変じゃないですか??
ゆで時間はとうもろこしの大きさや数で調整が必要ですが、茹ですぎ厳禁。
5分以上は茹でないようにしましょう。
電子レンジで簡単美味しいとうもろこし!
そうはいっても大きな鍋で茹でるのって面倒…
それなら、手っ取り早く電子レンジを活用しちゃいましょう!
2種類あるので、お好みの方法でお試しくださいね^^
とうもろこしのレンジ加熱①皮もヒゲも取る方法
とうもろこし皮とヒゲをとったら水で洗って、水気を切らずに塩をまぶして、ラップで緩めに包んだら、耐熱皿に乗せて500Wで5分~6分加熱。
加熱むらを避けるため、途中で上下を返しましょう。
ラップを外すのは、荒熱が取れてから。
先に外すとしわしわになってしまいます。
(私はしばらくレンジ内に放置しています)
レンジで調理する場合も後から塩水につける、という方法もありますが、こちらはアツアツのラップを外すのが大変なので、先に塩をまぶしています。
皮ごととうもろこしをレンジでチン!TVでも紹介された加熱方法
とうもろこしの皮を残した状態(中のひげも残った状態)でレンジにかける方法はTVでも紹介されて、とっても簡単と話題になった方法。
皮つきのとうもろこしを耐熱皿に乗せて、1本なら500Wで5分ほど加熱。
枝の部分から2cm上をカットして、とうもろこしのヒゲの部分を持って軽く振ると、スポン!と皮と実が外れます。
とうもろこしの鮮度にもよるかもしれませんが、青臭さが残る、という意見もあるのでお好みですね。
ちなみに茹でる場合、レンジを使う場合、いずれも栄養成分の変化にほとんど違いはないようです。
とうもろこしの冷蔵や冷凍保存の方法
旬のものはやはり格別ですよね。
ドライブがてら、とうもろこしの直売所を見つけてしまうと、つい買いすぎてしまった、どうしても今日は食べきれない!そんなこともあります。
(だって、農家のおじちゃんが一番美味しいやつを生で試食させてくれるんだもの…)
とうもろこしは鮮度が命なので、もちろんおすすめというわけではありませんが、どうしてもすぐに食べられないようなら、生のまま冷凍保存、もしくは茹でてから冷蔵保存か冷凍保存しちゃいましょう。
生のトウモロコシは皮をむき、ラップで包んでフリーザーバッグに入れたら冷凍庫へ。
食べる際は凍ったまま水から茹でるか、ラップしなおしてレンジで加熱。(生より1~2分長めに)
茹でたとうもろこしを保存する場合は、熱いうちにラップで包み、冷ましてから保存します。
冷凍の場合は更にフリーザーバッグに入れましょう。
冷蔵なら2~3日、冷凍なら約1ヶ月保存できます。
美味しいとうもろこしの見分けかたは?
美味しい茹で方もわかったことだし、旬の時期にまだまだ食べておきたいとうもろこし。
美味しいとうもろこしの見分け方もご紹介しておきますね!
とうもろこしは収穫された瞬間から、糖分がどんどんでんぷん質に変わってしまい、甘味が落ちてしまうので日持ちしません。
購入したらすぐ食べちゃいましょう!
とうもろこしを買うときは皮つきのままがおすすめ。
とうもろこしはひげで呼吸し、皮で実の水分を守っています。
皮つきのものを、皮つきのままで購入しましょう。
皮の色が濃く鮮やかな緑色のものが新鮮な証。時間とともに皮の色は薄くあせていきます。
そして、ひげ。
完熟のものは先が茶色くなっています。ひげは粒の数だけありますので、ひげがふさふさだと粒もぎっしりということ。
ひげはふさふさで先が茶色く、しっとりしていて乾燥していないものが鮮度の目安になります。
また、実が多く、水分をたっぷり含んだものはずっしりと重みを感じます。
購入後も、とうもろこしの糖分はどんどん失われていきますので、帰宅後は速やかに調理しましょうね!
おやつにもぴったりのとうもろこし
採れたてのとうもろこしは生で食べられますが、やっぱりゆででぷりっぷりのとうもろこしも美味しいですよね!
実はカロリーも控えめなので、夏のおやつにもおすすめ♪
香ばしくしょうゆをつけて焼き目をつけたり、旬のとうもろこしのいろんな食べ方を試してみてくださいね^^